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街の灯りともる頃 マカピーな日々#0680
マカピーです。
一日出張で首都の一つプレトリア(南アには三権分立で他に二つの首都があります)まで行ってきました。
朝5時にタクシーでKing Shakaダーバン空港7時発。1時間のフライトでO.R.Tamboヨハネスブルグ空港到着。そこから仕事関係の農業省の研究施設をめぐって帰ってきました。
ところがダーバンは午後6時到着のはずが復路のフライトが遅延してしまい、7時になり真っ暗の中のダーバン空港到着で自宅到着は8時近くとなりました。
予約してあったタクシーで自宅へ向かう高速道路の両側に広がる無数の光の点は住宅地です。
南アでの安全対策の関係上、マカピーは日没後の移動を控えています。この時間にタクシーに乗ることはないので、珍しい光景を見た気になりました。
すると「街の灯りチラチラ・・・」という歌詞が脳裏をかすめ、堺正章さんの歌曲を思い出しました。
後部座席でボソリと口ずさんでいたのは、昨日「ふるさと」について投稿したので、あと1か月後に迫った日本帰国の事を考えたからでしょうか?
ふと料金所前で停止した隣のタクシーを見ると、「Sikelele taxi」とかいてあります。普段見たことのない名前だったのでマカピーの乗るタクシー運転手に尋ねました。
マカピー:「あのタクシーの名前ってどういう意味なの?」
運転手:「ああ、Sikeleleですか、Bless(祝福)です!」
マカピー:「ふーん、面白いネーミングだね。え? ちょっと待って、それって国家(National Anthem)の『(コサ語・ズールー語: Nkosi Sikelel' iAfrika)』にあるあれのこと?」
運転手:「そうです!それですよ!『主よアフリカに祝福を』のBlessingです!」
ああ、言葉の意味が分かり、それまでのモヤモヤがパッと晴れたような気分でした。
この国歌は代表的な南アの言語で歌われますが、もともとは讃美歌でとても美しいメロディーでマカピーはとても好きです。
実はこのメロディーはほかのアフリカの国でも聞きます。実際にザンビア滞在中にはこの国歌を聞いていましたので、あれ、共通なの?って思ったほどでした。
もともとは入植者の白人系子孫であるアフリカーンス語で歌われていたのですが、マンデラ大統領はアパルトヘイト後の民族融和をこの国歌にかけていたんでしょうね。
さて、南アの将来はどうなるのでしょうか?
そして、日本はどうなるのかな?
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。ンコシケレレ・アフリカ
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