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貰ってうれしいおみやげってナニ?マカピーな日々#0421
マカピーです。
マカピーは海外で仕事をしていたのですが、仕事関係者が日本から来られる際にたびたび「手土産」を頂くことがありました。
それが大きな事務所の場合は、お茶菓子を分けられるように「おせんべいの詰め合わせセット」などが無難ですが、個人でしかも家族となるとちょっと考えます。
マカピーも逆の立場で、しかも長期滞在されている方へのお土産ともなると何を持ってゆくべきかちょっと気を使うことがありました。
それは、おそらくマカピーが家族と一緒に海外で暮らしていた事と関係していると思います。マカピーは本来かなりアバウトな性格で独身時代は「まあ、いいじゃない」的でした。そしてこれが単身赴任だったりしたらお土産なんて,爪の先ほども考えていなかったに違いありません。(ヤレヤレ)
さて、みなさんだったら、これから仕事で海外赴任する際に、そこに長く住んでいる家族持ちにお土産を持って行くとしたら、一体何がいいと思いますか?
もちろん、お土産は強制でもないし、おそらく古い習慣になりつつあるのかも知れませんから、クイズとしても相応しくないかも知れませんね(苦笑)
マカピーの個人的な意見では、一般的に海外向けのお土産ランキングで上位は以下の3品かと思います。
1.お茶
2.羊羹(ようかん)
3.ウナギ(かば焼きのパック)
その他にお酒などもありますが、液体は免税品店で購入してもうっかりすると廃棄処分させられる可能性もありリスクが高いです。
上述した3点は、直ぐに腐らないので日持ちする、大概の日本人は日本茶を飲む、そしてウナギは高級感もあるという事だと考えます。
その背景には、お土産を選んでいる時間がないので空港の売店で買えるものが中心となりやすい事。
次に少し高級感もあること。実際にかなり高級ブランドの「煎茶」や「虎屋の羊羹」を頂くことがあり、日本でその値段に思わず腰が引けた覚えもありました。「そんなに高かったんだ!」
ところが、わが家の場合、せっかくいただいたお土産を家に持ち帰るとマカピー妻はこの3点にガッカリするのでした。
「ええ?またー?」
その理由は彼女はコーヒーを飲むけれども日本茶は殆ど飲まない、羊羹とウナギは食べられない!でも大概この筆頭3品が手土産で来る確率が非常に高いと来ているのですから。
一方、喜ぶのは「福砂屋のカステラ」ですが、どら焼きなどは中の餡子がいたみやすいので要注意なのです。基本的には生ものはリスクが高くなってしまうのでした。
結局、アフリカなどでは旅行日そして手渡しの日を含めて、実際に口に入るまで4日くらいはかかると見た方がいいので、いきおい最初の3品が海外向けお土産の「王道」となりやすいんですね。
でも、日本食がほとんど入手できないところで長く暮らすと欲しいのが、「キムチ」「納豆」「豆腐」「のりたま」「お茶漬け」「生ラーメン」「サバの生干し」「奈良漬け」「ササニシキ(米)」だったりするのです、困ったことに。
かつては、タイのバンコクやシンガポールの伊勢丹や大丸とった日本の百貨店では、海外生活者を支援するコーナーがあり、購入した生鮮食料品を保冷剤入り発泡スチロール容器に入れて空港で手渡しするサービスを行っていました。
そうなると何気ないスーパーの食材がもろもろの経費が加算されて海外の自宅に届く時には高級食材に化けているのでした!
しかも国によっては生鮮食料品の検査が厳しかったり、税金がかけられたりするケースもあるので、空港の荷物検査はいつもハラハラドキドキでした!
マカピーの子供たちは日本での経験は夏休みだけのことが多かったので、あまり日本のお菓子事情を知りません。
ある時、義母がこういうのでした。
義母:「あなたたちの子供に、誕生日に何が欲しいかって聞いたのよ。そしたら『酢昆布』ですって! 私は涙が出ちゃったわよ」
マ:「ああ、日本で流行のお菓子を知らないですからね。お義母さんの送って来てくれる「酢昆布」と「ポンタ飴」が、彼らにとっての貴重な日本の味になっちゃったんですね」
義母:「日本にいる孫たちなんて、見向きもしないわよ!不憫になっちゃうわよ、本当に!」
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。いろいろな駐妻(ちゅうづま)がいます!
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