川越の喜多院で驚いた マカピーな日々#0765
マカピーです。
今週の月曜日に川越へ出かけてきました。
本来の目的は結婚前からタイのバンコクでお世話になっている大谷(仮称)夫妻に会うためでしたが、せっかく行くのであれば「五百羅漢」を見に行こうとマカピー妻が提案したのです。
大谷夫妻と待ち合わせの昼食時間より前に出かけ、周辺を散策することになりました。
川越は住んでいる北東部の市と同じ埼玉県なのですが、マカピーにとっては初めての街なんです。
もちろん名前も聞いたことがあるし、「小江戸」と呼ばれる古くからの街並みが有名であるとも知っています。
マカピーたちは東武日光線、東武野田線を乗り継いで大宮で乗り換えてJR川越線にたどり着いたのでした。
地図を見るとJRに加えて東武東上線、西武新宿線が乗り入れている大きな町ですね!
前日に腰を痛めたマカピー妻はいつもの速さで歩けない状態でしたから「五百羅漢」のある喜多院を目指すことにしました。
おもしろい表情のお坊さんの石像が538体あるとかで、その一つは自分によく似ているなんて聞きましたが果たして、どんなんでしょう?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E7%BE%85%E6%BC%A2
期待が膨らんではいたのですが、まず喜多院へ行ってみてその境内の大きさにびっくりしました。そもそもお濠で囲まれた寺院というのはそう多くありませんもの。
表参道から入らずに裏から入ったのでいきなり東照宮(仙波東照宮)がこんもりした丘の上にあったのです。
マカピーにはこの東照宮の建つ丘がその地形から古墳であるとすぐにわかりました(実際に出土した埴輪なども展示されています)
本堂も鐘楼門、中国で見かけるような2層の多宝塔そして寺務所のある客殿があるのですが五百羅漢を見るには、そちらで共通券(400円)を購入する必要があるのでした。
で、マカピーは全然期待していなかった客殿に行ってみてびっくりすのでした。
そこはもう存在しない江戸城からの当時の建物を移築していたからで、三代将軍家光が生まれた部屋や乳母である春日局(かすがのつぼね)の部屋などがそのまま保存されていたからです。
期待していなかったので、家の構造やトイレ(厠)なども興味深く見ることができました。
逆にマカピーは今までこんな事も知らなかったのかと恥ずかしい思いがしました。
庭園には家光が植えた枝垂桜(2代目)があり本堂へ続く渡り廊下も木造建築でとても面白くそこから見る庭石の配置などにも趣を感じたのでした。
五百羅漢は境内を横切った茶屋の裏にあり、様々な容姿の羅漢(釈迦のお弟子さん)がびっしりと並んでいました。
さすがに古いもので石像が欠けているものもありましたが、そこをコンクリートで補修した跡も見られました。
羅漢の中にはどう見ても尼僧と思われる像もありましたし、干支の動物と戯れる羅漢もいました。
もう少しゆっくり見たかったのですが、見どころ豊富な喜多院で時間が無くなり慌てて集合場所の駅前まで戻り大谷夫妻と再会しました。
彼らもCOVID-19の影響で滞在先のバンコクから2年2か月ぶりの日本一時帰国となり1か月足らずの滞在でまた戻るそうです。
もしもCOVID-19の感染拡大がなければ川越の街もインバウンドの観光客でごった返していたことでしょう。
そうした意味では、今がDiscover Japan(日本再発見)のいいチャンスなのかもしれませんね。
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。新しいPCの調子は抜群です!