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二つの生死 マカピーな日々#0119

マカピーです。

今日は長崎の原爆の日です。


マカピーはときどき「生きとし生ける」事を考えます。


マカピーが最初にネパールへ行ったのは半年ほどのバックパッカーの旅の途中です。インド側から陸路で国境を越えて最初に行ったのがルンビニでした。

そうです、お釈迦様(ブッダ)誕生の地です。

マカピーは仏教は世界の名だたる宗教の一つだと思っていて記念碑的なものがあるのかと思っていましたが、当時は遺跡調査後もそれほど整備されていなかった「シンプル」なルンビニへ行って拍子抜けしました。

「なーんにもない」

マヤ夫人がブッダ(ゴータマ・シッダールタ)を生んだといわれる池のほとりに立って周囲を眺めても会館のような建物が一つあるきりでした。

まあ、それはそれで印象深いものでしたけど。

ところがそれから10年ほどしてマカピーがネパールで仕事で滞在すると、いろいろな関連を知ることになります。

ネパールで結核対策の仕事をして知り合った日本のお医者さんがいました。彼は学生時代にルンビニの遺跡発掘チームと一緒に過ごしていたのでした。

またネパールで家族ぐるみで親しくなったのですが、そこの長男は映画「リトル・ブッダ」で釈迦誕生で歩くシーンの新生児の足で出演していたというのです。

たしかに、映画で見ると可愛い「あんよはじょうず」でした。

不思議な縁?で仲良くなったマカピーの息子とこの長男はカナダで再会します。マカピーの次男は彼の母親と同じ大学に入学して今もカナダで仕事をしています。


今朝、マカピーは散歩の途中でセミの抜け殻を拾いました。

ところが、よく見ると抜け殻ではありませんでした。中身が詰まっている状況で、おそらくこのセミは7うまく脱皮できずにそのまま死んでしまったようでした。

家に帰って来てから朝の掃除で窓のサッシの汚れを取っていると、嫌な羽音に気づきました。

なんと、窓枠の向こう側にハチが巣を作っているではありませんか!先ほどの羽音はハチの警戒音だったのです。

マカピーがたまたま反対側の窓を開けて気付いたから良かったものの、もしまともに窓を開けて掃除を始めたら襲われていた可能性が高かったです。

「ごめんなさい!」マカピーは殺虫剤スプレーをかけて駆除しました。ハチも巣の中のハチの子もぽろぽろと落ちて死んでしまいました。

マカピーは「無用な殺生はしない」としているのですが矛盾しています。

「輪廻転生」があるのか分かりませんが、いつかはハチやセミに生まれ変わり死ぬのかなあ。

マカピーでした。


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