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アジズの歯磨き粉で気づいた事とは? マカピーの日々 ♯1636

マカピーです。
歯磨き粉がなくなったのでアジズが買ってきた「Darlie」というTooth pasteのデザインを眺めながら何だか違和感を覚えたのでした。

マカピーは青年海外協力隊(現JICA協力隊)でマレーシアに派遣されたのを機に20代後半から東南アジアをめぐる事がありました。

協力隊員時代にもこの歯磨き粉は売っていたのですが、確か「Darkie」という名前だったと思うのです。

それでも、当時の誇大的に強調された黒人のデザインが控えめにりながらも、中国名の「黑人牙膏」は同じような気がしたからです。

こちらの方はしっかり台湾レポートで紹介していますね。

こういう時はAIに尋ねるのが良いでしょうね!(笑)

AIの回答から分かった事

マカピーの問い
あなたは商品開発に詳しい専門家であり人種問題にも関心ある方です。Darlieという歯磨き粉があります。もともとDarkieというような商標だったと思うのですが、どうして名前を変更したのか歴史的背景をお知らせください

Copilotの回答
DarlieはもともとDarkieという名前で知られていました。この名前とロゴは、1930年代に中国の上海でHawley & Hazel社によって発売されました。当時のロゴは、アメリカのミンストレルパフォーマーであるアル・ジョルソンを模した白人の黒塗りのキャラクターを使用していました1。このロゴは、人種差別的なステレオタイプを強調するものであり、非難を浴びました。
1985年、Colgate-PalmoliveがHawley & Hazel社の50%の株式を取得し、その後、1989年にDarkieの名前をDarlieに変更し、ロゴも変更しました。しかし、中国語の名前「黑人牙膏」(Hei Ren Ya Gao)は変更されず、そのまま残されました。
2020年、ジョージ・フロイドの殺害とその後の抗議活動を受けて、Colgate-PalmoliveはDarlieのブランド名を含むすべての側面を再評価すると発表しました。
このように、Darlieの名前変更は、人種差別的なステレオタイプを避けるためのものでしたが、中国語の名前は依然として変更されていません。

Copilot

AIの回答からマカピーが理解した事

1.この歯磨き粉の発祥は戦前の中国で、1985年に強力な米国資本が入ったことから表現に配慮するようになったらしい。

2.その後人種問題が表面化すると英語表記が「Darkie」から字ずら的には似た印象を受ける「Darlie」に変更されたけど、中国語の名前「黑人牙膏」(Hei Ren Ya Gao)は変更されないで今日に至る。

3.中国語圏の方が英語圏より人種問題に関しては関心が低いようにも感じられる。

4.オリジナルのデザインでは黒人の白い歯をマンガチックに強調していたけれど、今では控えめになっている、というものです。

5.実際にアジズの買って来たチューブの歯磨き粉の写真を撮ってみると、そこには中国語の「黑人牙膏」はありませんでした(サムネール参照)

もう一つの違和感

たかが「歯磨き粉」の話ですが、マカピーのいるボルネオ島北部マレーシア国サバ州でも、マカピーが5カ月のフィリピン滞在から帰ってくるとあるレストランの名前が変化していたのです。

その店舗は現代風中華料理店のチェーンでこの町でも3つほど視点を持っていました。

マカピーにとっては何だか日本語の「どうぞ!」を想像させられる「DOZO」という商標でしたが、中国語で「多瑳」とあります。

ちなみにこの店の名前には「南洋」と中華飯店であることがわかる堂々とした額縁があるのですが、それが「DOZO」に繋がるのか日本人のマカピーは混乱しましたが、要は美味しいかどうかです。

抹茶ラテやクロワッサンなども置いてあって「おしゃれ」なのと無難な味付けというかグルタミン酸ナトリウム大量使用のせいか人気店になっていて、マカピーにとってもまずますの味でした。

たまに利用するにはいいレストランです。

厨房もレジもすべて統一されたデザインですっきりした印象をもつモダンな店舗です。

同じ町でやっていたマカピーの「ハマナスレストラン2号店」のように前オーナーの資産を受け継いだ店舗とは全く異なるものでした。

資本があり統一された印象は、その従業員のエプロンや帽子そしてメニューにもに「DOZO」デザインが施され統一されていました。

ところが、フィリピンから戻って来てテニス仲間のアレンに誘わてその店に入ると「?」違和感があったのです。

やがて店の内外にあるロゴの「DOZO」が「DOJO」に変わっていたのです。

おそらく、登録商標侵害か何かで店名の変更があったのでした。

他の支店でも同じデザイン変更がありました。

それでも予算の関係なのか、一文字だけZからJに変更されたのでその部分の日焼け具合が他の文字と異なり、更に違和感を増していました。

アレンはその事に気付かなかったようで、マカピーがその事を伝えると「あ、本当だ。名前が変わっている」と驚いていました。

マカピーが「でもメニューは変更になっていないし、中国語の南洋も変化ないんだね」というと「なるほどなあ」と店内のロゴを眺めていました。

興味が湧いたら調べてみよう!

アレンはマカピーに「マカピーは中国語分かるのかい?」と尋ねるので「文字の意味が分かる程度で発音とかは出来ないんだ」と答えました。

更に「ボクは半島マレーシア北部のペラ州出身で子供の頃からマレー語と英語で生活してきたんだ。大人になってから中国語(マンダリン)を覚えたけど漢字は難しくて覚えられなかったんだ」と教えてくれました。

こうして商品や商標の背景を理解する事って、マカピーがたまたま気になっただけです。

それほど意味がある訳ではありません。

ただ、その考察を通じて商品やブランドの進化の過程や市場戦略についてより深く考える事で、歴史的背景や文化的な違いが、どのように今日のブランド戦略に影響を与えてきたのか考えると面白いなあって思うのでした。

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。疑問を放っておけない性格(笑)

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マカピー
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