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手芸屋店員の憂鬱

毎日、怯えています。

目に見えない、体内に侵入されても何日もわからない、恐ろしいウィルスに。。。

軽度の喘息があります。

レジ係はシフト制の為、急に休むと1人の時もあり、お店を無人にするしかありません。

お店側は、体調が悪いなら休めと言われます。でも、休めば同僚が残業や休日出勤をする事になります。とても気軽に休める雰囲気ではありません。絶対に体調は崩せません。

きっと他の誰かが先に倒れたら、今よりもっと長い時間、新型コロナに怯える時間が増えて、もっと疲れるんだろうなーって思います。残業もかなり増えています。

不織布のマスクは、2月20日に見たっきり、お目にかかっていないので、ガーゼのマスクを何枚か作り、お店に立っています。

非常事態なので、柄物の手作りマスクがOKになり、かわいいマスクで気分をあげようーって、思ってました。

写真のマスクはネットでハンカチを作ろうと購入した生地の為、お家で掃除する時や、乾燥している時に喉の保護に使っています。

まぁ、Wガーゼのマスクをご機嫌に付けて接客出来たのは、1日だけでしたねー。

一瞬でマスクゴムが店頭から姿を消し、形状保持材も、細いものしか無くなり、ついに何年も残っていたマスクの手作りキットや、Wガーゼも姿を消しました。

少量は入荷しますが、細かく切り、販売数量の制限をしても、2日で無くなります。

少しでも多くの方に…

本当に必要な方に……

まぁ、結局、お仕事をされていないであろうご老人や、年配の専業主婦っぽい方々ばかりが買えてしまっているんですよね。。。

毎日のようにマスクをつけて覗きに来てる方も沢山いて、マスクの材料が無いことにイヤミを言って帰っていきます。

マスクを探すために、マスクを使って、平気なのかなー?私は買い物だけに、ましてやあるかどうかわからない物を探すために、貴重な1枚を使うなんて、勿体無くて出来ません!

マスクがあるからって、行列に並ぶのも絶対に嫌です!

一生懸命、切り分けて売っても、すぐにWガーゼが無くなって、「Wガーゼはどこですか?」「すみません。現在品切れ中で、入荷は未定です。」の無限ループの毎日。

そして、「何でないの?おたくが着けているのはWガーゼですよね?」「入荷して購入制限かけてても、すぐに売り切れてしまうんです。これは、去年に買っていたものです。」

自分が買えないものを店員が着けていると気に入らないんでしょうね。なので、表側は普通の布で作ったマスクを着用、マスクゴムも使わないようにしています。追いはぎに合うのではないかというぐらいの勢いの方もいらっしゃるので。。。

お店のマスクの見本も、何度も万引きされました。

本当のごく稀に、本当にマスクが無くて困っている方が来られます。毛玉だらけになった不織布マスクを付けた男性。一体何回洗ったの?もはやマスクの意味が無いような。。。

仕事柄無地の白じゃないとダメな会社、でもマスクはいつ手に入る?

この今の資材不足の真っただ中から、急にマスク着用を義務化し、しかも白でないといけないなんて、無理すぎます。

お偉い方々、もう少し情勢を見て下さいませー。

せめて、無地ならいいぐらいの寛容さをー。

出来れば気分が上がるワンポイントまでー。

もっと言うなら、好きな柄でー。

いつまで続くか分からないこの非常事態。あなた方ハイリスクですよね集団の店内での炉端会議。。。ハイリスクの人が人にあげるために、リスクを負い、リスクを増やし、密度を上げる。

何故真っ先に非常事態宣言された県内をうろうろ出来るのか?

その前に、ウロウロしなければ、そこまで沢山のマスクいらないのでは?不要不急の外出の為に、マスクの材料を買い占めないで!

マスクの材料買う為だけに、1日に何度もだったり、毎日来ないで!

介護や保育、食品レジなど、本当に必要な方に優先に売る方法を知りたい!!!



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