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共同体

はい、お久しぶりです。

ちょっと時間が空いてしまいましたが、前回の続きから。


彼女がダメージを負った時に私が側に居られない場合、止むを得ず1人目と代わります。

イメージとしては本体である彼女を中心にシェアハウスのようなドアがあり、その向こうにそれぞれがいるらしいんですが、大体の場合は体から本体が離れたことに気付いた彼がメインで入れ替わっているみたいです。


みたいです。

というのも彼自身がそう話していたから。

そうしないと、普段彼女を良く思っていない4、5人目が入ろうとして

最悪の場合、身を投げる

とのこと。


1〜3人目は幸い私を彼女にとって悪い人間だと思っていないので、過去に数回たまたま彼が出て来てる状態に遭遇した時は

“ありがとう”

と、

“何かあったら頼むね”

のお願いをしています。


もちろん、普段の言い回しや不安を与えないように行動することを心がけているつもりですが、常に気を配れるほど出来た人間でもなければ、自分の感情を100%コントロール出来るわけでもないのです。

そんなことで…

と思うような自分にとっては小さいことでしょげる彼女をなだめるのは、がっつり自分がやらかした時より逆に悩むところです。

そんな時に、姿は見えなくても仲間というか、多分中では

そんなことないよ、だいじょうぶ

と言ってくれてるんじゃないかと思うとどこか頼もしくなり、自分がなんとかしてあげられるという気にさせてくれるんですよね。


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