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【テント場紹介】徳本峠小屋

*徳本峠小屋に小屋泊はしていませんので、小屋内の情報は少なめです

2023年に100年周年を迎えた徳本峠小屋。上高地から行ける山小屋としてはついつい後回しになってしまう立地にあるが、100周年を記念して訪れてみた。

ちなみに「徳本」と書いて「とくごう」と読みます。

徳本峠小屋のHPはこちら
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基本情報

上高地バスターミナルからコースタイムで3時間30分。
標高2,135mの所にあります。

2023年の営業は7/15(土)から10/15(日)昼まで

小屋泊、テント泊どちらも完全予約制です
電話にて予約しましょう
(予約電話番号:090-2767-2545)
(対応時間朝8時より15時まで もしくは19時から20時まで)

宿泊定員は新館13名、本館1名の計14名
テント定員は10名まで(満員になることは殆どないみたいです)

・宿泊料
 1泊素泊まり  9,500円(税込)
 1泊1食    13,000円(税込)
 1泊2食    15,000円(税込)*
 お弁当代    1,800円(税込)

 テント泊    2,000円(税込)
 飲料水     1L/200円(税込)

 *1泊2食に限り、学割などの割引があるので徳本峠小屋HPを確認ください

テント泊の受付場所
靴を脱がずに受付できる
売店のラインナップ

・電波状況
au:小屋で通話可能
SoftBank:繋がる
docomo:小屋から1分ほど登った展望台で繋がることがあるらしいが、自分が行ったときは繋がらなかった

小屋前にある看板
てんぼう台 ⇚45秒
てんぼう台からの眺め
てんぼう台から見える峰々の名前

テント場の雰囲気

大きく分けて明神岳が見える北側サイトと島々方面を見下ろす南側サイトに二分されている。

・北側サイト

テントから景色を楽しみたいのであれば北側サイトがお勧め

欠点としては風の影響を受けやすいとのこと
日中、霞沢岳へのピストンなどでテントを留守にしているときに突風が吹き、テントが飛ばされた例が以前何度かあったらしい
(夜は自分の体重のお陰で飛ばされない)
ペグを打つなり、しっかり対策しておけば回避できる問題なので気にならない人は北側サイト一択かなと思います

北側サイト①
北側サイト②
北側サイトからの眺め
てんぼう台には劣る眺望

・南側サイト

景色が楽しめないが北側サイトとを隔てる斜面が風よけになるので、安心感がある
北側サイトより面積は少なめ(カミナドーム2Pなら6張は張れそう)
この日は、自分を含めテント泊は2名だった
が、どちらもこの南側サイトにテントを張った

南側サイト
島々方面
南側サイトからは見えないので小屋前から

徳本峠小屋の内部紹介

小屋の入口は「峠の宿 徳本小屋」の看板の右手の細い路地っぽいところから

手前の突き出た建物が100周年
小屋内の売店はこじんまり
徳本峠小屋本館百歳記念限定キーホルダー
百歳記念募金箱なるものが設置されていた

あとがき

派手さはないが落ち着いた雰囲気が感じられる徳本峠小屋。平日にも関わらず小屋泊の方は10名くらいいたと思われる。収容人数は少ないが、満員になることは少なく、程よいバランスを保っている気がした。

徳本峠からは霞沢岳へ登る登山者が多いが、1日目に徳本峠小屋に到着、2日目は霞沢岳へピストン、その後徳本峠小屋に連泊。3日目に下山。このような日程の方が多かったのが印象的だった。百名山を制覇し、二百名山に挑戦中のベテランさんが多かったので、普段とは一味違った雑談が楽しめて面白かった。

最後に、本館の天井には前後まもなくの落書きが残っているので、探してみると面白いと思います。

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