1泊2日五色ヶ原テント泊3/3:五色ヶ原から黒部湖
山行日:2021年8月5日(水)
本日は室堂平を経由して剱澤小屋、明日は剱岳に・・・という予定も考えてはいたが、天気と体力と相談して剱岳は断念することに。雷鳥沢で1泊+温泉というのも考えはしたが、どうせならまだ踏破したことのないルートでと思い、黒部湖方面へ下山。
コースタイム
04:55 五色ヶ原キャンプ場
06:30 刈安峠/休憩10分
07:45 平ノ小屋/休憩15分
11:40 ロッジくろよん/休憩20分
12:20 黒部ダム駅
雰囲気
5時前に出発
モルゲンロートは拝めず
昨日に続き雲多め、おかげで雲海は堪能できた
条件が整えば絶景になりそう
五色ヶ原キャンプ場(中央)
五色ヶ原山荘(地平線上・左)
右側の遠くに見えるのが獅子岳(手前・右)、鬼岳(奥・左)
朝露付きチングルマ(綿毛)
水滴が結晶みたい
獅子岳
平原からハイマツ地帯に
ここまでは緩やかな下り
緑のグラデーションが好き
雲海下まで下りてきたみたい
雲海を抜けると周りはすっかり樹林帯
立山地区 測水所および観測施設敷
こういった山中の建物ってどうやって建てるのか毎回気になる
刈安峠に着く頃にはよくある森の雰囲気
標高が下がって、太陽が昇って、雲が晴れて、気温は上昇
やっと川が見えてきた
もうすぐ下りが終わるはず・・・
道が平坦になってからが局所的に崩落していたり倒木を避けたりと危険な箇所が続く
そういった所にはロープが張ってあったり整備されているが下りより危険とは思わなかった
平ノ小屋で一休みし、黒部ダムまでもうひと踏ん張り
平ノ小屋から黒部ダム方面
あとは左岸をひたすら歩く
せっかくなので波止場を見学
ここを渡れば針ノ木岳や読売新道を経ての水晶岳
残りは平行移動で楽ちんと思いきや階段や梯子ありで油断ならない
代わり映えしない景色、下山時の疲労、暑さと相まって大幅にペースダウン
ロッジくろよんが見えてきた
近そうに見えてあそこまで1.5時間の道のり(だった)
渓流釣りをしている方を見かけた川
イワナやアマゴがいるんだろうな
ここまでくればほぼゴール
最後に黒部ダムの放水の副産物”大きな虹”を拝んで終了
あとがき
軽い気持ちで選択した五色ヶ原から黒部湖方面への下山。一旦下り始めるとせっかくの高山の涼しさの恩恵を受けることができず、ちょっと失敗だったかな、と反省。一方で紅葉シーズンであれば、気温も落ち着き色とりどりの木々に囲まれた楽しい散策ができそう。
ロッジくろよんまでに見かけた登山者はソロの方と3人組の方の計4人だったので、静かな登山を楽しみたい方には是非お勧めしたい。
読売新道には前々から興味はあるのだが、平ノ小屋からロッジくろよん区間がヘトヘト(コースタイムは6時間、実際は7.5時間)で大変だったので、チャレンジするには今回の山行の記憶が薄れた来年以降になるだろう。優先順位がググッと下がったのでもっともっと先になる予感。
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