2泊3日-冬期:八ヶ岳縦走(2日目:本沢温泉から黒百合ヒュッテ)
山行日:2023年3月14日(火)~3月16日(木)
1日目はこちら
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昨夜は寒さで眠れなくなることもなく、また本日も天気が良さそうなので撤退することなく、山登りを続行する。夏沢峠に着いた時、やや風は強かったがせっかく快晴なので硫黄岳に寄り道してみた。
体力的には高見石小屋まで行けたが高見石小屋の揚げパンは10時から14時までの販売のため、そこでテント泊となるとあげパンにはありつけないので黒百合ヒュッテでテント泊し、揚げパンは翌日の楽しみにした。
macaのコースタイム
07:00 本沢温泉 野営場
07:10 湯元 本沢温泉
08:05 夏沢峠(休憩15分)
09:05 硫黄岳(15分ほど滞在)
10:10 夏沢峠(休憩15分)
11:05 箕冠山[みかぶりやま](休憩5分)
12:05 東天狗岳(休憩30分)
13:30 黒百合ヒュッテ
*テント泊は予約不要(幕営料1人1,000円+1張500円)
*冬期は水場が使えないが、
売店でペットボトルのミネラルウォーターを購入することは可能
(500mL/350円、2L/1,000円)
*適宜休憩あり
雰囲気
意外とよく眠れ6時に起床
パパッと朝食を済ませ、テントを撤収し7時から行動開始
湯元 本沢温泉ともお別れ
稜線を歩かなきゃもったいない天気
爆裂火口がくっきり
夏沢峠よりも野天風呂への道のほうがトレースがはっきりしている
野天風呂の人気が伺える
登山道から見える野天風呂
気になる人は気になるかも…
野天風呂より上は夏沢峠まで樹林帯
夏道と同じところをくねくね登る
(時々、直登するようなショートカット見られる)
夏沢峠(山彦荘)に到着
危険を伴うほどの風量はないので重い荷物をデポし硫黄岳を目指す
迂回路を無視したトレース
自分は安全第一なので迂回路を選択
反対側から
大したショートカットにもならないのに…
雪が深い区間があり、しばらく進むとトレースがなくなる
撤退も考えたがなんとか登りきりトレースと合流
見下ろすと中々の高度感
その先は雪が少なく、ルートがわかりやすい
硫黄岳登頂
まずは爆裂火口
やはり目を引く赤岳方面の景色
硫黄岳山荘付近
横岳
横岳から赤岳
赤岳から阿弥陀岳
少し引いて見ても圧巻
入笠山はスキー場があるのでわかりやすい
その奥には中央アルプス
諏訪湖方面
進行方向の天狗岳方面
登った時はトレースがなかったが下る頃にはトレースができていた
怖い思いをすることなく夏沢峠へ帰還し、デポした荷物を回収
この日、朝早く出発して硫黄岳登頂を諦めた方がいたので、冬山に不慣れな方はトレースがしっかりしてくる遅めの出発がお勧め(他人任せ)
夏沢峠から箕冠山まではまたまた樹林帯
緩やかな登りが気持ちいい
振り返ると硫黄岳の爆裂火口
近くで見るよりも全体が把握できて良い
上空が開けてきたら箕冠山山頂まであと少し
箕冠山山頂手前から根石岳
箕冠山山頂
眺望はないがその分木々に囲まれて風がないので休憩には良い
箕冠山から根石岳、天狗岳へは遮るものがない稜線
風がある日は歩きたくない
根石岳山荘手前
風の影響か積雪が少なく別世界のような景色
根石岳登頂
硫黄岳
根石岳からの爆裂火口が一番見ごたえがあるかも
箕冠山
のっぺりとした丘のよう
天狗岳
根石岳から天狗岳への稜線
こちらも雪が少ない
何故か記憶に強く残る山頂手前の橋
東天狗岳登頂
硫黄岳から歩いてきたと思うと喜びも一入(ひとしお)
見た目の通り高低差が少ないので楽しく歩けた
西天狗岳
対して景色は変わらなさそうなので眺めるだけ
北横岳、蓼科山方面
中央から右にある黒百合ヒュッテが本日の宿泊地
(わからないかも)
拡大してもわかりにくい
天狗ノ奥庭を経由するルートは雪が深く歩きにくい
同時刻に中山峠経由で下山した方の方が早く黒百合ヒュッテに到着していた
雪がなければ巨石がゴロゴロしていて楽しいルートなんだけど、
雪のせいで魅力半減
いつ来ても水がない”すりばち池”
すりばち池と天狗岳
黒百合ヒュッテ直前でまさかの急登
(翌朝、この急登で滑落停止訓練をしていたので真似すればよかった)
滑るように下山し、黒百合ヒュッテ到着
黒百合ヒュッテでは売り物がおしゃれ
小屋から程よく離れたところにテントを張って本日の山行は終了
この日は自分含めテントは2張
おやすみなさい
あとがき
稜線歩きで怖いのは風。飛ばされるほどの風量がなくても風が吹けば体温が奪われるし、それに伴い体力や気力も奪われる。縦走2日目は大部分の行程が稜線歩きのため、天気が悪いようなら撤退やみどり池方面へのルートも考えていたが、その心配は杞憂に終わった。
天狗岳への登りは、トレースがなく、この日一番の強風(飛ばされる程ではなく、寒いと感じる程度)であったため少し弱気になり危険を感じた。しかし、それ以外の場所では風の影響など無いに等しく、危険を感じることなく楽しい稜線歩きをすることができた。
3日目はこちら
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