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鼻の奥がつんとした

おばさんが本を借りてきた

”マカン・マラン”

この本は古内一絵さんの小説で
シリーズが4作まであるようだ

一年くらい前におばさんが借りてきて
その時には
”マカン・マランふたたび”という二冊目ものだった
初めて読むのが二冊目からというのは
なんともモヤモヤするものだが
そんなことは関係なく

あ~いい小説だな~と

その後
”マカン・マランおしまい”という 四冊目を読んで

今回ようやく一冊目を読むことになる

順番がバラバラだが
そういう読み方も面白いもので
すでに二冊読んでいるわけで
知っている登場人物との最初の出会いなどが描かれていて

なんかデジャブ感が半端ない!

「わたしは、そういうのって、とても大事なことだと思ってる」

瞬間。

鼻の奥がつんとした。

↑読んでない人にはなんのことかわからないだろう
でもこの本に魅了されている読者は
おそらく同じように

この瞬間

鼻の奥がつんとなり

涙をこらえるために上を向くだろう

そんな素敵な小説なのです。

お気に入りのお薦めの本です。

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