退職交渉(その1?)
転職活動もようやく内定が出まして、
昨日、退職の旨を直属の上長にも伝えました。
新卒で入社して以来、5年以上お世話になっている上司です。
人としてすごく尊敬しています。
人柄は良いですがロジカルな部分も非常にある方なので、
もしかしてものすごく詰められるのか、
どんな顔でやってくるのか、何を言われるのか、
会議室で待っている間もすごく緊張しました。
入ってきた感じは、とってもにこやかでした。
『ちょっと、聞いたよ〜〜』と穏やかな表情。
(かえって恐怖を感じるほどに。笑)
少しほっとしつつも、
やはり1対1で目の前にすると、
何からどう話してよいか、少し言葉に詰まりました。
今の環境に不満があって
待遇の改善などを交渉したいわけではなく、
自分のやりたいことをやるために
今の会社ではできない明確な理由があり、
自分の中では退職の意向は固まっています。
感謝の気持ちがしっかり伝わるように配慮はしつつも、
本当に素直な気持ちで、自分のやりたいことを話しました。
色々と話すことができ、
終始穏やかに聞いてくれましたが、
結局はやんわりと引き止められます。
一旦は来週に持ち越しになりました。
本当に次のその場所で良いのか?、
生き急いでいないかと言われました。
その場ではあまり言い返せませんでしたが、
少し冷静になって考えてみても、
そりゃ、生き急いではいるんだと思います。
だって自分の人生の限られた時間、無駄にしたくない。
生き急いで何が悪いんだ、という気持ちです。
やりたいことを先延ばしにするより、
失敗してもいいからやってみたい。
今の状況のままいるよりは、自分の力で一歩踏み出して、
仮にそれが遠回りだったとしても、
自分で自分の人生の責任を持ちたいと思っています。
直接会話をしている時は、
相手の顔色を伺ってしまって、
空気を読んで当たり障りない受け答えしかできない自分もいますが、
心の中では、答えは明確だなと実感しました。
今までなんとなくで生きてきた自分が、
こんなふうに考えることができるようになったのも、
たくさん本を読むようになったり、
他の人と意見交換をするようになったり、
そんな中で磨かれてきたような気がします。
自分で自分が頼もしくなってきました。
きっと大丈夫、な気がします。
また来週、お互いに納得した状態で、
自分にとって良い方向に話を進められるよう
がんばります!