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アウトローのアウトドア(20):冬のキャンプ①

キャンプに適した季節はいつだろうか?と聞かれたら、やっぱり春・秋、そして初夏だよな。
もっとも、その時期は雨が多かったり、台風の心配があったりするから、一概に完璧とは言えない。 でも天気さえ良ければ、暑くも寒くもないこの季節がいいって言うキャンパーは多いはずだ。

さて、そんな俺はというと――実は冬のキャンプが好きだ(笑)。
寒いぞ。
特に陽が落ちると、本当に冷え込む。 だからこそ、日のあるうちに設営やら準備を済ませておく必要がある。

特に重要なのは灯りと暖(だん)だな。 俺は灯油ランタンを主に使っている。
DIETZ(デイツ)やFEUERHAND(フュアハンド)のハリケーンランタン、それからコールマンのケロシンランタン(灯油ランタン)だ。 灯油はコストパフォーマンスが抜群だし、ガソリンよりも安全に扱える。 ただ、コールマンのケロシンランタンは加圧式だから、予熱が必要で、燃料アルコールを使うことになる。まあ、その手間も楽しいんだけどな。

それから、暖を取るためには灯油ストーブが欠かせない。
俺が使っているのは韓国製のアルパカだ。日本製の高性能ストーブに比べて安全装置はないし、小振りだけど、なんだか可愛らしい見た目が気に入っている。
焚き火で暖を取ることも多いし、薪ストーブを使うこともある。
寒さ対策はやっぱり準備が命だな。

服装も大事だ。 まずは肌着の上にヒートテックの上下を着る。
それから防寒・防水のソックス、ネオプレーン製のものがいい。 首にはマフラーかネックウォーマー、頭には帽子。
防寒ジャケットはフード付きが風を避けられてなお良い。 手袋はキャンプ用の革手袋を常用しているから、それで十分だ。 最近は使い捨てカイロや白金カイロ(オイル式カイロ)も身につけるようにしている。
さらに、俺が最近ハマっているのはシュマグ(アフガンストール)だ。これを顔から首に巻くと冷たい風をしっかり防げる。

こうして準備を整えれば、冬キャンプは楽しい時間になる。 寒さの中で味わう温かいコーヒーや、焚き火の炎の揺らぎ。これが冬ならではの醍醐味だな。

(2025-01-03)

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