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アウトローのアウトドア(96):釣りの話⑧:渓流エサ釣りの道具 #3
渓流のエサ釣りは、ルアーフィッシングやフライフィッシングほど装備が多くない……と思いきや、
よく考えると、結構いろいろある。
ウェーダーを履いて、竿とエサを持ったらOKか?と言えば、実はそうでもない。
釣りには帽子が必須
まず、帽子は被るのが基本だ。
釣りに適した帽子はいくつかあるが、俺はエサ釣りのときはカモフラカラーのキャップをよく使う。
ヒサシがあると眩しさ軽減になる(特に晴天時)
ハリが頭や顔に刺さるリスクを減らせる
釣りではハリを扱う以上、ちょっとした拍子でハリが刺さることもある。
帽子をかぶっていれば、それだけで危険を減らせる。
ちょっとカッコつけるなら、フライフィッシングではフライを一時的に帽子に留めておくなんてこともある(笑)
(映画『リバー・ランズ・スルー・イット』でブラッド・ピットがやってたな。あれは確かにカッコいい)
偏光グラス(偏光サングラス)
水面は陽光を乱反射するため、いくら澄んだ水でも中が見えにくい。
偏光グラスをかけることで、反射を抑えて水中の様子が見やすくなる。
魚の動きが分かりやすくなる
水の流れの変化(ヨレや深場)も見やすくなる
川を遡行(そこう)する時など水中が見える
エサ釣りでも、偏光グラスがあるとないとでは大違いだ。
釣り用手袋(フィッシンググローブ)
手袋は、竿をしっかり握るために使う。
寒い時期は防寒対策になる
ヤブや林を抜けるときに手を保護できる
釣り用の手袋は指出しタイプが多い。
片手だけ着ける人もいれば、両手用を使う人もいる。
魚を取り込むためのタモ(玉網)と魚籠
タモはあったほうが絶対にいい。
大きな魚を逃がさずキャッチする
小さな魚でも、手元でバラしにくくなる
ルアーやフライでキャッチ&リリースするときも、タモを使えば魚体に直接触れず、ダメージを最小限にできる。
俺はエサ釣りでは魚をキープするので、持ち帰るために魚籠(びく)を使う。渓流の魚籠は腰ベルトに取り付けられる小型のタイプが便利だ。
小物類を持ち歩く方法
渓流釣りでは、ハリ・オモリ・糸・目印など、いろいろな小物を持ち歩く必要がある。
フィッシングベスト
肩掛けバッグ
ナップサック
このあたりがよく使われる収納アイテムだが、素早く仕掛けを直すことを考えると、
ポケットが多いフィッシングベストが最も使いやすい。
俺は、釣りのスタイルに合わせてエサ釣り用、フライ用、ルアー用、テンカラ用と別々に用意している。
渓流エサ釣りの小物類
渓流エサ釣りで持っておくべき道具は、だいたいこんな感じだ。
ハリ(渓流用・各サイズ)
道糸(メインの釣り糸)
ハリス(仕掛け用の細い糸)
天上糸(竿の元に追加する糸)
オモリ(ガン玉・重さ違いで揃える)
目印(色違いの目印糸など)
ハリ外し(魚からハリを外す道具)
ミミズ通し(エサをハリに通しやすくする)
ハサミ・ピンオンリール(糸を切るため)
フィッシングプライヤー(細かい調整用)
エサの種類によっては、エサ箱(エサ入れ)も必要になる。
なんだかんだで、結構な装備になる。
「エサ釣りは装備が少ない」と思っていたが、
こうして並べてみると、意外と持ち物が多いな。(笑)
(2025-02-06)
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