見出し画像

アウトローのアウトドア(22):ランタンの話①

アウトドアで灯りが欲しい。
そんな時、頼りになるのがランタンだ。
俺がガキの頃、欧米の映画でランタンを手に暗闇を進むシーンをよく見た。最近の例だと…ハリー・ポッターが分かりやすいな。
登場人物たちが「ランプ」を手にして夜道を歩く。あれだ、ハリケーンランタン。

これは米国製DIETZ(デイツ)のハリケーンランタンストームランタンと呼ぶ人もいるかもしれんが、どっちも同じものだ。
嵐の中でもしっかり機能するように作られている。頼れる道具だ。
このハリケーンランタン、各国製のものがあるが、基本構造はどれも同じだ。ドイツ製、日本製、イギリス製、中国製…全て同じ形状。ただし、国民性の違いか、品質には大きな差が出る(笑)。

燃料は灯油(ケロシン)かパラフィンオイル。俺は灯油派だが、パラフィンオイルを推す人もいるらしい。虫除けの薬剤が入っていて効果的だとか。
まあ、虫が嫌いな気持ちは分かる。
けどな、俺の理屈ではさ・・・、
ランタンの灯りが虫を引き寄せるおかげで、俺のところには虫が来ないってわけだ(笑)。

灯油を使うなら、ランタンのタンクに燃料を入れて、点火する30分前には芯に染み込ませておくのがコツだ。具体的な使い方は、詳しい解説があるサイトや動画を参考にしてくれ。

俺がハリケーンランタンを気に入っている理由は、明るすぎず、しかし闇夜には十分な明るさを確保できる点だ。
灯油は安価で扱いやすく、コストパフォーマンスも抜群。
サイズ展開も豊富で、小型から大型まで揃っている。
どのサイズも適量の灯油で一晩どころか丸一日灯し続けられる。途中で燃料を継ぎ足す必要はほとんどない。むしろ翌朝、燃料が余ることの方が多い。

俺はクルマで行くキャンプには、デイツの大型ランタンとフュアハンドのランタンを持参する。バイクや徒歩の時は、キャプテンスタッグDCMブランドの小型ランタンを使う。
注意点としては、灯油を忘れないこと。クルマならポリタンクで持っていけるが、バイクや徒歩の時は小型の燃料缶や灯油ボトルが必要だ。

ランタン一つで夜のアウトドアがぐっと快適になる。灯りのあるキャンプ、ぜひ試してみてくれ。

(2025-01-03)

いいなと思ったら応援しよう!