アウトローのアウトドア(66):火器物語④:灯油(ケロシン)バーナー の話 #1
液体燃料で一番使ってるのは灯油(ケロシン)だ。
沸点が170℃くらいで揮発しないから、常温でも液体のまま。
これがガソリンやアルコールより扱いやすくて安全なんだ。しかも安い。
今の値段(2025年1月)はリッター110円~120円ってところ。
昔はリッター80円くらいで「安いなぁ」って思ってたけど、今はもう100円超え。
まぁ、ガソリンより安いから許せるかって感じだ。
ポリタンクで18リッター買って2,100円。ホント助かるな。
俺、ケチだからさ(笑)。アウトドア用品選ぶときも、値段が気になっちまう。
安くてちゃんと使えるものがいい。
貧乏性だなぁって自分でも思う(苦笑)。
だからってのもあって、ガスやガソリンより安い灯油を選んだんだと思う。
でもな、灯油バーナーを使うには予熱用に燃料アルコールが必要なんだ。
結局アルコールも買うハメになる(苦笑)。
業務用の灯油バーナーも同じで、予熱にガストーチがいるってんで、それも買うことに。
なんだかんだ金かかってるよな(笑)。
でも、灯油がいい燃料だって分かったから後悔はしてない。
じゃあ俺が使ってる灯油バーナーを紹介するぞ。
MSR DragonFly(ドラゴンフライ)
まずはこれだ。
展開するとこうなる。
分離式の燃料ボトルを接続すると…
こんな感じだ。まだ新品の頃だから、キレイだろ(笑)。
このバーナー、ジェット部分を交換すればガソリンバーナーとしても使える優れもの。
俺はもっぱら灯油で使ってるけどな。
それで、MSR DragonFlyは性能からして、最高のケロシンストーブだ。覚えておいてくれ。
ファロスストーブ
次はクラシックな灯油バーナー、ファロスストーブだ。
この手のバーナーは昔からある定番で、プリムスとかオプティマスが有名だな。
日本製だと「マナスル」ってのがあるんだけど、俺が買ったのはインド製の安いやつ。
見た目は似てるけど、品質はイマイチ(苦笑)。
欧米とか日本のメーカーがアジアでコスト削減しながら作ると、性能はどうしても落ちる。
でも安いから文句は言えん(笑)。
「マナスル欲しいなぁ」と思いつつ、とりあえずこれで我慢してる。
手直ししながら何とか使ってるってわけだ。
それでも、実は使ってみて分かったことも色々ある。
灯油バーナーの使い方って、ガソリンバーナーとは少し違うんだよな。
ファロスストーブを使いながら、大型の業務用バーナーも試してみて、
「ああ、灯油バーナーってこういうもんなんだな」ってのが段々見えてきた。
その辺の話はまた次の記事で話そうかな。
(2025-01-23)