アウトローのアウトドア(11):焚き火の話③
焚き火ができる場所は限られている。
楽しむならキャンプ場か、河原くらいだろうな。
ただ、キャンプ場にはルールがあって、直火(じかび)禁止の場所がほとんどだ。
昔は直火OKのところも多かったんだけどな。
今俺が知っている直火OKの場所といえば・・・平湯野営場(平湯キャンプ場)くらいかな。
直火で焚き火をする方法は、このサイト(https://takibi.flagmans.net/directflame-manner/)が詳しいから参考にしてみるといい。
直火禁止のため、今では焚き火台が必須だ。
最近は焚き火台も種類が豊富で、安いものでも十分使える。
俺は昔からユニフレームの焚き火台を愛用しているが、これはチェアに座った時にちょうど良い高さで焚き火ができる。
よく売られている薪のサイズにもぴったりで、薪を切る必要がないのが嬉しいところだ。
高さが十分ある焚き火台なら、そのまま地面に置いて使えるが、最近は焚き火シートを使うキャンパーも増えてきた。
地面の保護という点では良いことだが、焚き火の雰囲気が少し失われる気もする。
「自然の保護」・・・まあ、大事なことだとは思うけどさ、俺としては自然の力強さや恐ろしさを知るほうがよっぽど大切だと思うんだ。
環境保護も必要なこととそうでないことの区別をつけるべきだな。
焚き火の道具
焚き火には道具が必要だ。
まずは薪に火をつけるためのライターや点火棒、マッチ、着火剤などだな。
マグネシウムを使ったファイアスティックや、火がつきやすい麻紐や乾いた枯れ葉を使うのもありだ。
本格的にやるなら、ワセリンやアルコールジェルを染み込ませたコットンボールなんかも便利だ。
面倒な時は、焚き火台に薪を並べて、その下に100均の固形燃料を置いてライターで点火すればいい。
チャッカマンみたいな先の長いライターが便利だ。
風対策が必要なら、リフレクター(風よけの反射板)を使うと良い。
さらに必須なのが火バサミ(大きめのトング)と革手袋、灰をすくうための炭スコップだな。
薪を割るために斧か丈夫なナイフ、薪を切るためのノコギリも用意すると安心だ。
焚き火の道具についてもっと知りたければ、このサイト(https://jmtf.jp/takibi-tool/8tsu-dougu/)を参考にしてみるといい。
(2024-12-31)