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アウトローのアウトドア(50):ロープの話②:結び方はこのくらい知っていればいい

アウトドアで「技術」って言うと、真っ先に思い浮かぶのがロープワークだ。
でもさ、最近のアウトドア遊びって、道具も施設もやたら立派になっちゃってて、正直「技術」が必要な場面なんてあんまり無いんだよな(笑)。
道具が全部やってくれるし、施設は至れり尽くせり。
便利すぎるんだよ。
ただ、ロープの扱いだけはちょっとした技術が必要だ。
キャンプで最低限これだけ知っておけば困らない、ってロープワークを紹介しとこうか。

テントやタープを張るときの基本

  1. ツーハーフヒッチ

    1. テントやタープ側のロープを結ぶときに使える。

    2. (参考動画:ツーハーフヒッチ

  2. 巻き結び(クローブヒッチ)

    1. ペグにロープを固定するときに使える。これ、マジで強風でも解けたことがない。

    2. (参考動画:巻き結び

俺が巻き結びをするときは、まずループを2つ作るんだ。それをクロスさせてペグにかけるやり方だな。
上の動画みたいにループを一つずつ捻るやり方もあるけど、どっちでもいいと思う。

「自在」派?それとも…?

ロープの長さを調整するとき、俺は「自在(金具)」を使う。
ただし、できるだけテントやタープ側で調整するようにしてるんだ。
ペグ側は巻き結びでしっかり固定。
でも、最初からガイロープが本体に接続されてて、ペグ側に自在が付いてるタイプもあるよな。
その場合は、まあ、仕方ない(笑)。

ロープの仕舞い方

ロープを仕舞うときの結び方も大事だ。こうやって結べば: https://www.youtube.com/watch?v=0I7rR2cXnWA

  • ロープの端を引っ張るだけで一発で解ける

  • ヨリが入らないから、捻れなくて快適

これ、地味に便利だからやっとくといいぞ。
俺は最初のところと最後のところが動画とちょっと違うが、基本は一緒。

応用編

以下の結びも知っておくと役立つかもな:

  • 自在結び    自在が無い場合の代用になる。

  • トラッカーズヒッチ 強いテンションをかけてロープを張るのに便利。

  • バタフライノット ロープの途中に輪を作って、何かを吊るしたいときに使える。

命がかかる場面では…

キャンプ用の結びは、「簡単には解けないけど、引けばすぐ解ける」って考え方で作られてる。
だから、命がかかる場面では使っちゃダメだ。
例えば、登山や船でロープをかけるときには、もやい結びが必須。
これは「絶対に解けない」ことが求められる結びだ。
でも、俺の経験ではキャンプ中にこれを使う場面はほぼ無いな。

(2025-01-14)

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