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アウトローのアウトドア(95):釣りの話⑦:渓流エサ釣りの道具 #2
渓流釣りでは、エサ釣りに限らず釣り用の装備が必要になる。
まず、ウェーダー(ウェイダー)は必須だ。
ウェーダーには3種類ある。
ヒップウェーダー(脚だけのタイプ)
ウェストハイウェーダー(腰までのタイプ)
チェストハイウェーダー(胸の高さまであるタイプ)
どれを使うかは、渓流の状況や川を渡るときの深さによる。
ただし、特別な状況を除けば、渓流釣りで水の中に入ったまま釣りをすることはない。
水に入るのは、川を渡る必要があるときだけだ。
水に入るのは危険だ
まず言っておきたい。
渓流は危険が多い。
日本の渓流は流れが速く、油断すると足を取られて転倒する可能性がある。
川底には滑りやすい石や岩が多く、足を挟んで身動きが取れなくなることもある。
浅そうに見えて意外と深い
淵(ふち)は特に深く、溺れる危険がある
急な増水、鉄砲水のリスクがある
こうした渓流特有のリスクを絶対に忘れてはいけない。
渓流釣りで最も重要なのは「安全を確保すること」で、「たくさん釣ること」ではない。
ウェーダーを履いていると「どこでも水に入れる」と思いがちだが、油断は禁物だ。
安全を第一に考えることが大前提だ。
渓流釣りに必要なウェイディングシューズ
ウェーダーとセットで必要になるのがウェイディングシューズだ。
この靴の底には、フェルトソールが使われている。
(一部、スパイク付きのタイプもある。)
フェルトの特徴
・濡れた岩でも滑りにくい(ただし、完全に滑らないわけではない)
ゴム底の注意点
・濡れた岩やコンクリートでは滑りやすく、転倒の原因になる
・砂地の水底ならゴム底でも問題ない
日本の渓流では濡れた岩が多いため、フェルトソールのウェイディングシューズが基本になる。
ウェーダーとウェイディングシューズの組み合わせ
ちなみに、チェストハイウェーダーにはウェイディングシューズが一体化しているものが多い。
(エサ釣りではこれが一般的だ。)
それとヒップウェーダーは基本的にウェイディングシューズだ。
俺達は「バカ長(なが)」と呼んだりする。
ウェーダーとは別にウェイディングシューズを履くのはフライフィッシングでの習慣で、ウェストハイウェーダーに多いな。
※この話、次の記事に続く
(2025-02-06)
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