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アウトローのアウトドア(36):キャンプ場の話③
キャンプ場って言っても色々あるよな。まあ、そのくらいは皆知ってると思うけどさ。
最近になって「グランピング」って言葉を知ったんだよ。
おいおい、最近かよってツッコむのはなしだぜ(笑)。年寄りだからそういうのには疎いんだ。
どうやら、グランピングってのは高規格で贅沢三昧のキャンプ(?)らしい。
テントもタープも全部揃ってて、自分で設営の必要はゼロ。食べ物も一式用意されてて、火をつけるくらいしかやることがない。電気はもちろん、エアコンまで完備だって? それ、もはや高級ホテルじゃないかと思うわけだ。
正直言って、俺には縁がない。
アウトドアってのは、不便を楽しむのが醍醐味だと思ってるからな。
…とは言いつつ、いつか女を誘って見栄張る時には、グランピングもアリかもな(笑)。
でも、今回はそういう「キャンプ場」は省くことにする。
普通のキャンプ場の話
俺が言う普通のキャンプ場ってのは、地域や環境、設備の違いで色々楽しめる場所のことだ。
海沿いが好きな奴もいるだろうけど、俺は山派だな。静かな山の中で自然と向き合う時間が好きなんだ。
日本って自然に恵まれてるから、どこ行ってもその場所なりの良さがある。
これがキャンプの楽しみだよな。
ただし、行くキャンプ場を選ぶ時には考えるポイントがある。例えば…
車やバイクを乗り入れられるか?
車やバイクをキャンプサイトに横付けできると、荷物や道具を自由に選べるし、運ぶ手間もない。
だけど、駐車場がサイトから離れてる場合は道具を運ぶ必要がある。
俺の場合、背負子型のリュックに最低限のソロキャンプ用具を詰め込んでる。このリュックを背負って、テントと食材を入れたクーラーバッグを両手で持つ。
正直言って、結構重い(笑)。
年を取ると力仕事がキツくなるけど、それでも運ぶ覚悟が要る。
車から担ぐと言ったが、ちなみに俺は公共交通機関は使わない。
燃料とかナイフ(刃物)が持ち込めないだろ?
俺のアウトドアには燃料もナイフも必要だ。それを現地調達するのは面倒だし、現地調達でどうにかするのはせいぜい水と食料くらいにしたい。
だから基本的には車かバイクで行く。キャンプ道具を積んで自由に動けるからな。
(2025-01-10)
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