アウトローのアウトドア(51):ロープの話③
キャンプを始めた頃は、テントを買えばガイロープ(ガイライン)は付いてくるもんだと思ってた。
まあ、実際付いてくるよな。だから、それで十分だと思ってたんだ。
タープを買った時も、ガイロープが付いてくることがある。けどさ、しばらくやってると気付くんだよ…。
付属のロープじゃもの足りない(笑)。
しかも、タープの場合、ガイロープが付いてこないことも結構ある。
タープ(幕)だけが売られてて、ポールとロープは自分で用意しろ、ってパターンだ。
特にブッシュクラフトでタープを使う時なんて、まず木と木の間にロープを張れってなるだろ?
これは、いわゆるリッジラインだ。
しっかりテンションを掛けてピンと張ったロープにタープを載せたり、吊るしたりするわけだ。
だからな、アウトドア男たるもの、十分な長さのロープを常備しておかないと…困るんだよ。
俺が愛用してるロープ
アウトドア用のロープは色々売ってるけど、俺が使ってるのはパラシュートコード(パラコード)だ。
これ、耐荷重がスゴい。俺は4mm径のを使ってるんだけど、200kg以上に耐えられるんだよ。
人間一人どころか、たぶん二人でも全然大丈夫だろうな。
「これだ!」って思って、ガイロープは基本的にパラコードにした。
いいぞ、パラコード。イイんだよ。
でもな…注意点がいくつかある。
パラコードの注意点
滑りやすい
パラコードってツルツルしてるんだよ。だから、自在によっては使いにくい場合がある。これはちょっと注意だな。色選びにハマる
パラコードってカラフルな製品が多いんだ。迷彩柄や落ち着いた渋い色なんかもあるから、選ぶのが楽しい。俺も「アウトドア男らしく渋くキメよう」と思って、迷彩っぽいのや目立たない色のを選んだんだよ。
で、それをタープに使ったらどうなったか?
夜になったら見えないんだよ(笑)。闇に溶け込んでしまう。
灯りがあればまだいいけど、暗い中だと張った自分がロープに足を引っかける始末だ。完全に盲点だったな。
ガイロープ、結局どうする?
そんなわけで、ガイロープとしてはパラコードよりも専用のロープを買った方が無難かもな。
メーカーから色んな種類が出てるから、素直にそれを使うのもアリだ。
でも、やっぱりパラコードは楽しいぞ。
選ぶ楽しさや、その丈夫さはアウトドアの頼もしい相棒だ。
だからこそ、使う場面や注意点を考えておくことが大事なんだ。
(2025-01-15)