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アウトローのアウトドア(85):外珈琲の話:どこでも珈琲・・・

名古屋に長く住んでいると、滞在時間が長い場所のひとつに喫茶店がある。
…というのは、もう50年近く前の話かもしれん(笑)

俺がガキの頃、名古屋は喫茶店の街だった。
5分歩けば茶店(ちゃみせ)がある、それが常識だった。
ほとんどが個人経営の店で、チェーン店は今ほど多くなかったな。

名古屋の喫茶店で有名なチェーンといえば「コメダ珈琲」。
俺は石川橋のコメダによく通った。
深夜にな。
パン屋か?と思うような喫茶店だった。
メニューも今とは違って、パンがやたら豊富だったな。
夜22時を過ぎると、さすがにほとんどの店は閉まる。
それでも「コメダ」、石川橋交差点にあった喫茶店(名前は忘れた)、
それから山手通り交差点近くの「ノバンブル」(今はもうない)。
このあたりはまだやってた。
そこで珈琲を飲む。
自然と、珈琲が“お茶”代わりになっていく。
そうやって名古屋人になっていくわけだ。

そんな青春(?)時代を過ごしてきたせいか、
アウトドア親父になった今でも珈琲は欠かせない。

外珈琲(そとこーひー)

これが俺の定番。
こんな感じだな。(笑)

たまにはこんなこともある。
最近はこのスタイルが増えた。

お湯を沸かすのはアルコールバーナー。
ALOCSのヤカンとアルコールバーナーのセット、
あの頃はバカみたいに安かった。
2,000円もしなかったんじゃないか?(笑)
ヤカンにアルコールバーナーと五徳がついて、その値段。
ありえんほどのコスパだった。
以来、ずっと愛用品だ。
ちょっと時間があって、天気が良かったら…
外珈琲。
悪くない。

(2025-02-01)

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