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タイ東北部鉄道の旅/ウボン・ラーチャターニーからナコーン・ラーチャシーマーまで快速特急で6時間の旅!
〇From Ubon Ratchathani to Nakhon Ratchasima
★Ubon Ratchathani Train Station
朝の8時30分、ウボン・ラーチャターニー駅に到着。9時30分の列車なので1時間も早く駅に着いてしまいました。
私の予約した列車は、列車番号が146番、9時30分発の列車です。
掲示板を見るとORIGINと書かれているので始発電車だったようです。と言うことは、こんなに早く来なくても良かったとような気がします。
更に、よくよく考えるとこの駅は東北線の終着駅だったので、ここから出発する列車は全て始発だと言うことになります。だんだんとこの駅から列車に乗る際の心構えが分かってきて何故か嬉しくなってきます。たぶんもう二度と利用することのない情報ばかりですが、嬉しくなってくるのは何故でしょうか不思議なものです。
もう少し言わせていただくと、旅を続けていると実はこのような情報はたくさんあり、他人からすればどうでもよいような情報ばかりですが、私にとってはその一つ一つが旅の記憶となり、後々の財産にもなっていくように感じています。観光ポイントを観ることは勿論重要ではありますが、それ以外のどうでもいいようなこと、例えば、ソンテオに乗ること、列車の切符を買うこと、散歩中に知らない人とお喋りすること、市場でお粥を食べること、車窓から外の景色を眺めること、列車内でピーナッツを購入すること、等々いわばどうでもいいような思い出の方が、私には宝ものに思えてなりません。
良く見ると向こう側のホームには既に列車が停車していたので、ホームで待機している案内係の方に確認するとその列車が146番だと言うことが解りました。
なかなか年季が入っていい感じの列車です。私のチケットを見ると車両番号が11番と記載されていたので、車両の側面に貼られたプレートを見ながら探してゆくと、一番最後尾の車両で発見することが出来ました。
早速、乗車してみると列車の内部はこんな感じでした。
今回の列車のグレードは、2等のエアコンなし窓全開車両の指定席です。出発は9時30分、到着は15時30分くらいでしたので、昼間の一番暑いときに乗車するため、切符購入時には冷房車を希望したのですが、結局購入できたませんでした。天井の扇風機と窓を開けて対応するしかなさそうです。
そもそもこの車両には冷房車自体が存在してなかったので、切符販売員の方が私の要求に対してノーウェイと言う感じで笑っていた理由がいま良く分かりました。
足元はこんな感じで、ゆったりしていて足を延ばすことも可能です。バスの移動では結構つらい思いをしてきたので、少しくらい年季が入っていてもこの足元スペースの広さはうれしくて堪りませんでした。
★From Ubon Ratchathani to Nakhon Ratchasima
ウボン・ラーチャターニーを出てからナコーン・ラーチャシーマーに着くまでに、車窓から撮影した写真ですのでご覧ください。
途中の駅ですれ違ったディーゼルカーです。
HUAI KHAYUNGと言う駅です。小さな駅でしたが、この駅でもコロナウイルス対策として駅改札にて検温をするチームが待機しておりました。地方のこんなに小さな駅でもウイルス拡散防止のためのチームを配置していることに感心させられました。どこの国も空港では当たり前のようにされているかと思いますが、ここまで徹底している国は他にあるのでしょうか。
この駅は、KANTHARAROMと言う駅です。
前回利用した北線は、ホームにある駅名の表示が全てタイ語で書かれていたので困り果てた経験がありましたが、この東北線では全ての駅で英語を併記してあり、今回は自分でも駅名が確認できるので大変助かりました。私のような人向けに、全ての路線で英語併記を徹底して頂けると助かります。
駅のホームに瞑想している方が、さすがタイだと思ってましたが、実は携帯に夢中になっているようでした。
車内では、飲み物、お弁当、スナック等、入れ替わり立ち代わり車内販売の方が売りに来られます。橙色の落花生を見付けたので購入してみましたが、見た目とは裏腹に、普通に塩味のするゆでたピーナッツでした。この色は日本では見かけないと思います。このピーナッツのお陰で、約6時間の長旅もなんとか無事過ごすことが出来ました。
それにしても、乾季だからか、大地は乾ききってます。私がタイに来てこの時で9日目になりますが毎日いい天気の連続でした。この気象、いつものことなのでしょうか。
SURINと言う駅です。この駅は時間があれば降りてみたいと考えてました。
ホームに座り込んでいる方は、食べ物を販売している方です。こう言う方が車内で売りに来られます。
★Nakhon Ratchasima (korat) Train Station
ここが目的地のナコーン・ラーチャシーマー Nakhon Ratchasima (korat) と言う駅です。バンコクから来る東北線が、この駅を境にビエンチャン方面とウボン・ラーチャターニー方面に分かれるので、東北部の中でも交通の要衝で重要な駅になります。
駅に停車すると各車両にそれぞれホースを接続して給水しているようです。こう言う光景は初めて見ました、かなりの量の水を給水しています、しかも各車両に、私には意味不明な光景でした。
ナコーン・ラーチャシーマー駅の表玄関です。
やはりこの駅にもSLが飾られていました。
今回は、ウボン・ラーチャターニーから快速特急に乗りナコーン・ラーチャシーマーまで、ほぼ一日かけて大移動した時の様子を紹介させていただきました。
〇タイ観光案内サイト(参考資料)
タイ国政府観光庁によるタイ観光案内サイトを以下に添付します。各地の観光案内からグルメやホテル等タイに関する様々な情報が発信されていますので、旅行の前に一度確認してみることをお勧めします。
今回は、これで終わりになります。ありがとうござました。
Thank you so much. See you next time. Good luck.
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