タイ東北部最果ての町ナコーン・パノム~悠久の大河メコン川とそこで繰り広げられる豊かな暮らしについて!
〇ナコーンパノム散策の前に
下の地図で赤く表示された場所は今回の宿泊場所で、青く見えるのが有名なメコン川になり、直線距離だと500m位の近さになります。
また、ナーガ像と表示された場所がありますが、この場所が概ねナコーンパノムの中心地と考えれば良いかと思います。
また、メコン川の対岸はラオスと言う国で、川の中心に国境線が引かれております。ここナコーパノムからラオスまでは船で渡ることができ、双方の交流が盛んに行われております、更にラオスのすぐ後ろにはベトナムも控えていることからこの町はベトナムの影響も受けている感じがします。
このように最果ての街ではありますが、国際色豊かな街でもあります。
〇ナコーンパノム市内の散策
ゲストハウスで一休みしたあと、早速、市内の散策を開始。先ずはメコン川を見るために川に向かうことにします。
その前に皆さん、タイ最果ての町ナコーンパノムってこんなイメージでしたか、、、私は全く異なっていたのでポカンと言う感じがしています。個人的には稚内とか網走番外地のようなイメージでいましたが、これでは沖縄とか奄美大島といったリゾート地のイメージさえしてしまい少し戸惑っている感じです。
実はメコン川との対面は、今回のタイ旅行の中では自分的には最大の目玉だと思っており、バスで何十時間かけてでも訪れて見たかった場所でした。何故かと問われても明確な答えがある訳では有りませんが、とにかくメコン川に引かれて来たと言う感じです。
この時既に夕方の4時30分、町全体が夕日に染まりかけてきました。
ゲストハウスからメコン川まではグーグルマップによれば500m程、ゆっくり歩いても夕日には間に合う位置にあります。
どうでもいいかも知れませんが、こんなにも広い道路ですが、お店の前は駐車スペースとなっているようです。良く見ると車が止めやすいように白線で斜めにマーキングされているのが分かります。どうやら駐車用のコインは不要のようです。
狭い道路でも駐車してます、ここで両側に止められたら少し厳しいそうです。
古い建物を改装したカフェのようです。これから営業開始するような感じがします。ここまでのところ、この街にはあまり人の気配を感じられませんでしたが、もしかしてこの通りも夜になると人が集まって来るのかも知れません。分かりませんが。
この時計塔はベトナム人の難民が建てたそうです。ちょうど4時30分を指してます。
メコン川の対岸がラオス、その更に向こう側がベトナムになり、直接見ることは出来ませんが、地図を見る限り2~3日くらいあれば歩いても行けそうな気がします。
そこの角を曲がるとメコン川が見えるはずです。
〇メコン川沿いの遊歩道(昼間)
メコン川です。細い路地ですが綺麗に整備されています。洗濯ものがいいポイントに、綺麗な中にもアジアを感じさせてくれます。
川沿いには綺麗な遊歩道が整備されていました。
右側にも、左側にも遊歩道が続いてます。タイの最果ての街に来て、こんなにも立派な遊歩道が整備させているとは、失礼ですが全くの予想外でした。
それにしてもメコンは、あまりにも雄大で流れもゆっくりしているので、川と言うよりも大きな湖、霞ケ浦とか琵琶湖のような大きさを感じます。
真っ赤に飾られたアーケードがあります。良く見るとイルミネーションがあるので夜になるとまた綺麗に見えると思います。
〇出入国管理事務所
このアーケードの真ん中辺りにラオスに渡る船着き場がありました。
向かって左側がラオスからタイに入国する方、右側がタイからラオスに出国する方の管理事務所になっているのだと思います。外国人は利用できないみたいなので、ここで手続きされている方々は全てタイ国籍の方だと思います。
ここが船着き場です。その先に見える小さな船が渡し船、ちょうど川の中心にある国境を越えようかと言うところです。
ラオス、直ぐそこに見えますがどんな国なのでしょうか、情報が少なく謎めいた国であり、私にとっては更にハードルの高い国の一つです。
今回の旅行も、当初はメコン川を渡りラオスを通りベトナムに渡る旅行ルートも考えていたのですが、やはりこのラオスがネックで断念し、タイからマレーシアそしてシンガポールへ渡るルートにした経緯があります。
〇メコン川クルーズ船
メコン川を周遊するクルーズ船があるようです。出発は全て夜間で17:30から22:00までの4便、料金は一般が200バーツ、子供が100バーツ、VIP料金は少し高くなりますが意外と手頃な価格設定になってます。
クルーズ船への乗船口付近には、宝くじを売っているのではないかと思いますが、タイではこういう光景を良く見かけます。
〇ナーガ像
複数の頭を持つヘビの像が祭られていて、常に多くの信者がお祈りを捧げに来ており、更に、観光の名所でもあることから多くの観光客が訪れるため、いつもたくさんの方々で賑わっております。私には人の手にも見えるのですがどうでしょうか。
〇黄昏時の遊歩道
ナーガ像の先にも、遊歩道は更に続いております。
この時の時刻が夕方の5時になったところ、日没までにはまだ時間がありそうですが、確実に人が増えてきた感じがします。
散歩をする人、ランニングをする人、自転車に乗る人、ダンスをする人、談笑する人、等々、様々な方々が夕暮れ時になると集まってきます。
日中は人の気配もありませんでしたが、夕暮れ時になると、とりわけ運動する人が多いことに驚きました。
サンセットが見られれば良いのですが、タイ側からはサンライズしか見れません。
メコン川のサンセットを見るためにはラオスに渡る必要がああります。
このように内陸に沈んで行きますが、空の色が綺麗でしたので撮ってみました。
〇メコンのほとりで出会った方々
メコンのほとりの遊歩道、すれ違う方々の写真を撮らせて頂きました。
タイ語が解らないので日本語で挨拶させて頂きましたが、殆んどの方が気持ちよく返事を返して下さりました。皆さん変な日本人が来たとか思っていたかも知れませんが、笑顔で対応して頂き感謝しております。
カメラを向けると、運動しながらも笑顔を返してくれる方、立ち止まりしっかりとポーズを決めてくれる方、いろいろ話しかけてくれる方、逆に写真を撮ってくださる方等々たくさんの市民の方々と出会うことが出来ました。
皆さんの憩いのひと時、拝見させて頂いたこと、改めて感謝申し上げます。
ここにメコンのほとりで出会った全ての方々の写真を掲載させて頂きます。プライバシーの関係でお顔の部分はぼかしてありますが、皆さん一様に素敵な笑顔を返して下さったことは申し添えておきます。
メコンを背景に撮っておりますので風景も併せて観て楽しんで頂けるかと思います。
〇メコンの畔でダンシング
こちらではズンバが行われていました。私も少し仲間に入れて頂きました。暗くなっても未だ踊られてましたので、かなり長時間やられているようでした。
夕暮れ時になると運動する人であふれてきますが、大きなスペースはタイでもやはり人気のあるズンバが使用していました。
この方たちは、少し変わったダンスで面白かったので、暫く観させて頂きました。少人数でダンスをされていましたが、もっともっと人数が増えるといいですね。
〇日没後のナーガ像
日没後は、ライトアップされているので、黄金に輝くナーガ像を観ることができます。夜空に生えてとても綺麗だと思いました。
〇タイ観光案内サイト(参考資料)
タイ国政府観光庁によるタイ観光案内サイトを以下に添付します。各地の観光案内からグルメやホテル等タイに関する様々な情報が発信されていますので、旅行の前に一度確認してみることをお勧めします。
今回は、これで終わりになります。ありがとうござました。
Thank you so much. See you next time. Good luck.