引退猫について
noteで「引退猫」とワード検索してもあまりヒットしないので、自分の理解で記事を書いておきます。私が飼っている猫は「引退猫」と呼ばれています。
1. 引退猫という単語について
ブリーダーさんの元で繁殖目的で働いてきて、その役目を終えた猫ちゃんを指す言葉です。
このページでは”引退猫”と記載していますが、同義語である”リタイア猫”、”卒業猫”と記載されているサイトもあります。
2. ネガティブなイメージについて
引き取るタイミングで既に大人。 → 子供時代から触れ合っていないと躾ができないのでは?
愛玩動物として生活してきたわけではない。 → 愛情を知らずに育ってきた可哀想な猫なのでは? → 愛情を知らないので人慣れしていないのでは? 繁殖目的で利用されてきた猫ちゃんなんでしょ。
→ 繁殖していく中で怪我や病気を経験してきた弱った猫ちゃんなのでは?
インターネットで調べたネガティブワードを抜粋し、軽くまとめてみました。
「劣悪な環境でもなんでも子犬や子猫が生まれればそれで良い」「繁殖目的に犬・猫を利用しているだけ」という倫理観のかけらもない最悪なブリーダーさんが存在することは悲しいことに確かなので、このようなイメージもあるようです。
3. 現在、我が家にいる引退猫との出会いについて
地元にあるペットショップにお伺いした時に「保護猫引き取りたいんですよね〜」と相談したところ、「保護猫ではないのですが、うちの子の引き取り手探しているんですよね〜」ということをおっしゃられていて。
詳しくお話を伺うと、引退猫の引き取り手を探してるということで、「5歳〜6歳の猫の引き取り手を探している」ペットショップの店長兼ブリーダーさんと「仕事で日中は家を空けてしまう時間が長いので大人の猫ちゃんを探している」私で需要と供給が一致。
その場でお見合いをさせていただき、無事我が家に迎え入れる事になりました。
そのペットショップの店長兼ブリーダーさんは飼育環境がわかるような画像を掲載したブログを運用されていて(本来は子犬や子猫の販促が目的のブログなのですが)、私はそれを見て安心して猫ちゃんたちを迎えることが出来ました。
私の場合はたまたまタイミングよく相談できてたまたま我が家に迎え入れても大丈夫そうな猫ちゃんに出会えてお迎えすることになりましたが、里親募集サイト等でも”引退猫”・”卒業猫”・”リタイア猫”等で検索するとヒットするので気になる方は見てみてください。
4. 引き取って、飼育してみて
5歳と6歳の女の子2匹を引き取ってみて、実際にどのようになったか。
落ち着きがある(子猫のようにイタズラ放題なんてことがない)
その反面、遊ぶときはおもいっきり遊ぶ
トイレのしつけにはあまり苦労しなかった(1匹は1度も失敗したことがない)
1ヶ月で新しい環境にも新しい人間にも慣れ、甘えてくれるようになった
ブリーダーさんがしっかりケアをしてくれていた様で、とても健康!(今でも!)
飼い始めてから「引退猫」というワードを検索し、ネガティブワードをたくさん見かけましたがうちには該当しませんでした。
成猫なので今更私には慣れてくれないかな〜と思っていましたが(それでもよかったけど)全然そんなことはありませんでした。今では常に近くにいて寄り添ってくれまでになりました。これはその猫ちゃんの性格もあるとは思いますが。。。