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気を使う

私の愛車はオレンジ色の軽トラです
元々はラパンとか可愛らしい車が愛車でした
諸事情でそうなりました
とても気に入っていて人気もあります
mihoが神奈川からやって来た時も
もちろん軽トラでお迎えしました
そうしたらお別れの空港で会った時に
〝今朝軽トラ使っちゃって大丈夫だった?〟
と…そんな気を使ってる場合じゃないのに

mihoも私も両極端な性格です
ものすごく面倒くさがりで大雑把な部分と
ものすごく気を使ってちまちましている部分
両方を合わせ持ってしまっています

その軽トラの話の流れでmihoが
私が主人に〝すごく気を使ってるよね〟と
言いました
まさにその通り

夫婦が気を使って生活してるってどうなん?
という意見もあると思うけれど
他人が一緒に生活しているんだから
気を使って当たり前
世の中で一番気を使わないといけないと
思っています
〝気を使う〟ということばが違うなら
〝心を配る〟でしょうか

相手の気持ちを察して心を配る
そしてその気づかいが苦ではない
そうじゃないと生活はしんどいです
人付き合いもしんどいです


何年かぶりで会ったmihoとの時間
いつもと違った1日の流れだったのに
そのひとコマひとコマを切り取ると
いつもの日常にパコっとはまる…
なんかそんな不思議な感覚を味わいました


主人と一緒にいて当たり前のように
くだらない会話をしているmihoがいる事が
当たり前のような
無理をしなくても気づかいができる
心を配る事ができる
そんな当たり前な存在というか…


私はmihoに求めるものはないし
mihoに何かを期待されてもいない
ただお互いが存在している
それだけ

きっとそれだけ


もしかしたら
もう二度と会う事はないかも知れないのに
ずっと続いて来た事が
ずっと続いて行くような
疑いもなくそう思える
そんな感じ


mihoは
これを読んでまた泣くんだろうな
そんな感動的な気持ちを砕いてあげる

私が手を振ったのは
もしかしたら
違う飛行機だったかも知れない


またいつか会いましょう

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