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おふくろの味

夕飯を作っていて
ふと
思いました

息子ふたりは中学を出てから寮生活
日々のご飯もお弁当も作っていない

それが楽!
とか

よそのご飯を食べて集団生活で彼らのためになった
とか

そんな風に思っていたけど


ここのところ

編み物をしたり
服をゆっくり選んだり
本を読んだり
noteの投稿を毎日したり

自分の事がたくさんできるようになって


夕飯とか
おかずをアレコレ作る時間と気持ちの余裕ができて
彼らがいた頃より
品数の多い夕飯だったりする事が多くなって

例えば切り干し大根…彼らに何回作っただろう…

例えば五目煮豆…作ったかな…

例えばカボチャのスープ…絶対に作ってない…


なんか哀しくなった

彼らの一生の中で私が料理の腕を奮うのはあと何回

彼らの〝おふくろの味〟が何品あるかな



結局はきっと素敵な彼女ができて
一緒になって
二人の台所が出来上がるんだろうけど


それで良いんだけど

なんか凄く寂しくなった


次の帰省中はいろんなおかずをたくさん作ろう!






………無理かな

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マボ
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