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思い出補正

時々数年前に他界した友人の事を思い出します
似た雰囲気の人とすれ違ったりした時に…

彼女が元気で生きていたら
今の私の生活はどんなだっただろうと
頭をよぎります
私が彼女を想っていたほどには
私に対しての思い入れは無かったと思うけれど
子育ての始まりからの出会いだったから
子育て生活の一幕には
お互いに必要な存在であったとは思っています

最期までの数年間は
入院中の彼女にしか会えなかったので
辛そうに笑う彼女の顔が
一番に思い出されてしまいます
楽しかった思い出はたくさんあるはずなのに

夢に母の幼なじみの人が出てきました
子どもの頃に数回会っただけの人です
認知症を患っていた母は
他界する前に住所録をビリビリに破いていたので
誰にも知らせる事ができませんでした
その幼なじみの人にもです
もしかして夢枕に立ったのは他界された?
年齢からいくとそうかも知れません
もしもそうならば
あちらで母と再会していれば良いなと思っています
(ご存命なら非常に失礼な発言ですが)


死に目に会えなかったとか
葬式に行けなかった…来なかったなどと言うけれど
私はどうでも良い事だと思っています
想う気持ちだったり
思い出す事だったり
そんな事が大切だと思っています

旅立つ日の最後の顔を見る事も大切かも知れない
でも私は笑ったり泣いたり怒ったりしていた時の
その人を心に刻んでおきたいなと思っています


なぜこんな事をくどくどと話したかと言うと
先日mihoへの〝誕生日おめでとう投稿〟をした後
mihoからのメールで
『透き通るような綺麗な顔立ち、細い足首
いつも、綺麗だなぁ…と』思っていたと

思い出というものは修正されていくものなんだなと
しみじみ思いました
決して〝綺麗な顔立ち〟でも
〝透き通るような〟印象の顔でもありません
思い出補正というものですね

でもその補正された私の姿を
たまに思い出してもらえれば
それはそれで幸せな事だと思います

mihoはキラキラ可愛い湘南ガールでした
……修正あり?







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マボ
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