高速道路単独走行無事終了

底の色が剥げた小さめのフライパンを洗っていて
もう処分しようかな…と
ふと考えて思い出しました
このフライパンと
同じシリーズの卵焼き用のフライパンは
娘が高校生になった時にお弁当作り用に買ったもの

丸３年間経っているんですね

ちょっとキュンとしました

昨日の日曜日
娘が初めて１人で車を運転し高速道路を使い
これから住むアパートへ行きました
私たち夫婦は荷物を積んで後ろをついて行きました

１時間15分ほどの行程です

ずっとドキドキしていました
運転していないのに
見ているだけで変な力が入っていたんだと思います
今日は身体のあちこちが筋肉痛です

小雨から本降りに…
加えて濃霧が立ち込め…
初めての単独高速走行には
きつかったかも知れません

でもがんばりました
アパートが見えた時には
本気で感動してしまいました

そのままアパートに残ってさよならするのか
とりあえず帰って
翌日か翌々日に自宅でさよならするのか
数日悩んでいましたが帰って来ました

今は月曜日
夜になりました

娘は居間でスマホを眺めています
決心がつかず行きませんでした

明日の火曜日じゅうには行かないと
木曜日が入社日です

もうほとんど十分に生活用品は揃えたのに
今日いる間にスープカップやお弁当箱等
また持って行く物が増えました

気の短い私でも
さすがに〝早く行きなさいよ〟とは言いません
１時間と少しあれば帰って来られる距離とはいえ
全てが新しい生活が始まるんですから
その〝一歩〟はなかなか重いものなんでしょう

今思えば
中学を卒業して高専に進学し
親元を離れて寮生活が始まった長男
えらかったな…と思います
10代前半だったんですよね
えらかった

次男も同じ高専へ行きました
いくら身内である兄ちゃんがいても
不安でいっぱいだったでしょう

先の事なんて誰にもわからない
どんなに歳を重ねてもわからない

少しずつ前を
少しずつ前を見て
生きていければ良いですね

子どもたちに未知の明日があるように
私たちにも知らない明日があるんですから