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何の上に何年?

かぎ針編みを毎日するようになってから
たぶん3年以上になります
基本的には本を見て編み図通りに編んでいます
後は巾着袋やバッグ等の小物を
好きなパターンの組み合わせで適当に作っています
時々本の編み方のページを見ると
知らなかった技が書いてあったりして
それを知っていたらもう少し綺麗に仕上がったかな
と後悔したりします

そんな趣味の技術でも
たまにハッと開眼する事があります
ちょっとしたやり方とかです
編み物は今回初めて始めた訳ではなく
小学生の頃から母の見様見真似でやっていました
でも今回のように毎日何かしら編んでいたり
本やYouTubeで調べたりしているのは初めてです
そんな3年間が過ぎてから
いろいろ気がつく事が出て来た訳です

少し前にYouTubeで
〝仕事を3年続けろって何なの?〟
みたいな投稿がありました
〝きちんと教えてくれなきゃ分かる訳ないだろ〟
みたいな事も言っていました

でもね…
職人の技とまでいかなくても
やっぱり月日は必要なんだと思います

私は結婚してから経理などの事務仕事を始めました
私にとっては全く畑違いの仕事でした
数年経って
始めた頃の請求書や見積書の綴りを見た時に
驚きました
全く身に覚えがありませんでした
内容も自分の文字も…全く
そんなもの書いた覚えがない…という感じでした
無我夢中でやっていたんだと思います
主人の妹から引き継いだけれど
参考にならない事ばかりだったので
ほぼ全て自分で開拓していったようなものです
PCも使っていなかったし
会計ソフトなども痒い所に手が届かないので
自分で一から構築していきました
やはり3年以上はかかりました
そしてやはりハッと気がつく事が出て来たりします

昔のやり方が全て良い事だとは思いません
でもいろいろな事には
いろいろな理由があるはずです
今では職人さえも
手取り足取り教えないといけないようですが
自分でハッと気がついた事が身につくんです

悔しくないですか?
あの〝ハッと〟は気持ちいいですよ






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マボ
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