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2024/07/21日記_高雄2日目:屏東へ小旅行
昨日書き忘れたけど、台湾に来るたびに日本に比べてジェンダー意識が寛容だと思う。そして寛容さが広まっているとも感じる。同性カップルやトランスの人たちもよく見かける。やっぱり国が認めているか否かでは違ってくると思う。
今日は屏東に行くことにした。おととい玉井に行って良かったので、高雄からショートトリップを決行したくなった。まずは気楽に行って東港で海鮮でも食べようと思った。ただ行ってみると暑くてどうしようもない。バス停から魚市場まで歩くだけできつい。
9時半くらいには到着したけれど業者相手の人たちは片付けていて、だいぶ静かになっていた。観光客向け店だけが残っている。何か食べようと迷うも昨夜食べすぎているのであまりお腹は空いていない。とりあえず刺身を食べとようと値段を聞くと結構高かった。これは観光客価格だなと思い、価格表のある店で食べることにした。今住んでいるところは魚が美味しいので特別感はないけれど刺身が厚切りなのは台湾流だった。ほかに東港名物の細長い直方体の餅を食べてみた。
場外に出て名物の緑豆デザートを食べた。おじいさんが切り盛りしているお店で、お椀も大きすぎなくて量もちょうど良い。煮た緑豆に愛玉やかき氷が少し乗っていて汁にとろみがっついていて甘さは控えめだった。昔ながらの甘味は美味しい。
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暑さに耐えられず2時間の滞在で高雄に戻ることにした。帰りのバスは事故の影響で渋滞につかまった。なかなか前に進まず停止と前進を繰り返す。運転手は殻を向いてゆで卵を食べていたり、大きく声を出してあくびをしている。おもしろいなとも思うけど、働きかたってそんな感じでいいのではないかと思えてくる。日本はちゃんとしろと言われて、人にもちゃんとを強いる。その結果みなが必要以上のストレスを抱えたり、思い切ったこともできない。台湾も南の方はゆるい北とは違う。
カフカの『城』を読み続けている。ロマンスの場面もあるのかと意外だった。
高雄について昨日通り過ぎた市場街を物色し友人にススメられた蓮根ジュースの店に行った。蓮根の香りがしてとろみがあってはじめての味を楽しめた。するともはやお決まりの雨が降り始めた。本屋にむかって、立ち読みをしていると雷と土砂降りが始まった。天気予報をみると夜まで病みそうにはないので今日は弁当を買ってホテルで過ごすことにした。