![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/160324376/rectangle_large_type_2_d8ba5a3d778a70ab840076ba13713ba4.png?width=1200)
2024/11/01日記_和なスタイル、和な食事
朝から雨で、長らく陽射しを見ていない。店に行き夕方まで準備をした。単純作業の間はNHKスペシャル「ジャニー喜多川 "アイドル帝国"の実像」をみた。性加害ということと、誰もが知る大きな芸能事務所であったという点は特異な点だけれど、経営者の理不尽を誰もが押し黙っているようなことは、割とあると思う。
一昨日FALLの三品さんと話して楽しかったので、三品さんがゲスト出演しているPodcastを聴いた。雑貨という、馴染みある単語なのに、ジャンルのないものは雑貨として扱われるような得体の知れないものだし、これほど考えている人はいない。ついついシンプルで便利だから手に取ってしまう無印についての考察も面白い。あの独特の視点だから、20年近く店を続けられているのかもしれない。いい感じの作家さんを招いてpop-upを頻繁にしている。
その中で日本人のスタイルのなさという話が出てきた。外国にかぶれる経験は多くの人にあると思う一方で、和を生活に取り入れることはどれくらいあるだろう。和モダンのような西洋と融合させたものをならまだしも、伝統的な日本を日常に取り入れようとする人は多くはない。そもそも洋とついにするように和が意識されるのだろうし。
これは食べ物にも言える。和食をどれくらい食べているだろうか、お袋の味が和食な人はどれくらいいるだろうか。寿司、天ぷら、蕎麦やうどん、そのほかにどんな和食を最近食べただろうか。西洋、カレー、アジアンを取り入れて日本人の食べやすい〇〇風にした上で、身近なメニューになったものは多い。台湾人に聞くと、台湾の食事を自信もって薦めてくれる。少なくともぼくは台湾人ほどの勢いで日本食を進めたり説明できる気がしない。
昨日台湾ドラマ『茶金』を観終えた。終わり方もハッピーエンドに仕組まれていなくってよかった。続いて『地獄が呼んでいる』シーズン2を観はじめ、3話まできた。矢じりという暴徒たちは勢いを増している。新真理教というカルトを利用しようとする政府や、平凡な毎日の虚無感がカルトに充足される人、謎の怪物が現れるという特殊性を除けば、いずれも今の日本で実際に起きていることだと思う。