『離レ姫』関係者インタビュー〈第6弾/制作 照屋愛さん〉
大盛況のなか終幕いたしました、
劇団幻ノ國第11回本公演『離レ姫』。
作品を共に創り上げた
多彩なメンバーへおこなったインタビュー連載✨
今回は第6弾!
お相手は、
『離レ姫』にて制作を担当された
「照屋愛さん」です。
普段は、沖縄を中心に活躍されている、
ゴッホ役 渡久地雅斗さん主宰の演撃戦隊ジャスプレッソの制作をされている照屋さん。
実は幻ノ國、演撃戦隊ジャスプレッソさんとは
過去に『竜宮城の山羊』という作品で対バン公演をおこなったことがあるのです🐐
照屋さん、関東での制作のお仕事ははじめてとのことで、表舞台を支えてくださる制作のお仕事について、あれこれお聞きしてみました✨
🌻幻ノ國に対しての印象は…?
モード系おしゃれ劇団。
🌻離レ姫の稽古場~本番期間はいかがでしたか?
都合上、期間中ずっと東京に滞在することができなくて、沖縄との行き来をしていましたが、稽古場に合流する度に「おかえりなさい」って皆が迎えてくれたのが印象的でした。
まるでここがホームと勘違いするレベルに皆あたたかく迎えてくれました。
全員が作品のことを愛してて、メンバーのことを愛してて、とにかく愛にあふれた本当に素敵な現場だなっていつも思っていました。
沖縄に帰った今も、渡久地雅斗と毎日のように『離レ姫』の現場の話をします。どちらも学びや気づきが多かったし本当に良い経験になりました。ありがとうございます🌼
🌻普段、劇団 演撃戦隊ジャスプレッソで制作をされている照屋さん。今回東京で制作スタッフをされてみて、沖縄と東京の演劇でなにか違いや気づきがありましたか?
詳しい現状は分かっていませんが、若手の裏方さんが多いのかなー?って思いました。今回も舞台監督さんや照明、音響の技術スタッフさん、衣装や美術を担当した方々なども若手で構成されていました。沖縄よりも舞台の裏方、クリエイティブな活動に興味をもつ人が多いのかもしれないですね。
そして、やはり陸続きだけあって色んな地域の方と座組を組むことができるのも面白いし、うらやましいです…
🌻制作業に携わることになったきっかけを差し支えなければ教えてください。
大学の同級生でもある、今回ゴッホ役を演じた渡久地雅斗からのオファーがきっかけです。
大学も卒業したある日、「今度公演を打つから手伝ってほしい」とお願いをされました。その公演限りのスタッフかと思っていたのですが、その後そのまま、渡久地が主宰をつとめる劇団の制作担当としてオファーを受けました。
🌻制作業務のここが実は大変なんです…(小声)という点はありますか?
作業にゴールがないところですかね(笑)
制作に限らず、どのポジションの人もそうかと思いますが…😅
🌻制作をされていて、やりがいや喜びを感じるのはどのようなときですか?
アンケートでたまに、受付周りのことなど制作運営面を褒めていただけることがあるのですが、その時はめっちゃ嬉しいです!
もちろん、作品を楽しんでもらうのがいちばんなのですが、観劇を検討したお客様が最初にやり取りをするのは、制作運営のメンバーなので、「場内に入る前から、お客様には良い気持ちになってほしい」という思いをもって動いています。
そこを評価いただけるのは本当に嬉しいし、安心します。笑
🌻プロデュース力が凄まじい照屋さん。今回の離レ姫でもその力を遺憾無く発揮されていました✨
より多くの人に興味を持ってもらえるよう、心がけていることはありますか?
稽古などの準備期間に、作品そのものだけでなく、メンバーの素敵なところを見つけて、そこも発信するよう心がけています。(まだまだですが…)
作品もだけど、俳優、スタッフ、作り手さんみんな面白くて素敵な人たちばかりなので!!
🌻演劇制作の魅力とは
企画がゼロの状態から完成するまでを見ることができる点かと思います。「親の気持ちってこんななんだろうな」ってよく聞く言葉ですが、まさしく!!(笑)
🌻離レ姫を終えてみて、なにか一言お願いいたします!
…三言!笑
寂しい!みんな大好き!また一緒に何かしたい!
座組の心の癒しでもあった照屋愛さん。
迅速かつ丁寧な仕事の手さばきに、沢山のことを学ばせていただきました!
お忙しい中インタビューにお答えくださり、
有難うございました✨
次回は、毎度幻ノ國の舞台写真を撮影してくださっている「中村正行さん」へのインタビューです📸
公開をどうぞお楽しみに。
文責 : 幻ノ國 広報