『離レ姫』関係者インタビュー〈第8弾/イラストレーター 高江洲大さん〉
11/17~20に中野 劇場HOPEにて上演いたしました、幻ノ國第11回本公演『離レ姫』🌻
先日より、
上演台本 / 映像データ / DVD販売も開始いたしました👏👏👏
作品を共に創り上げた
多彩なメンバーへおこなったインタビュー連載、
今回は第8弾!
お相手は、
『離レ姫』にてフライヤーデザインを担当された
イラストレーター「高江洲大さん」です。
作品毎にイラストのタッチや雰囲気が異なり、ぐっと惹き込まれる世界観をフライヤーで創り上げてくださいます。
🌻幻ノ國のフライヤーデザインをされることになったきっかけを差し支えなければ教えてください。
主宰の福地さんからお誘いを受けたのがきっかけです。貴重な機会だと思い引き受けることにしました。
🌻イラストやデザインに興味を持たれたきっかけを差し支えなければ教えてください。
なにか大きなきっかけがあるわけでもなく、幼少のころからお絵描きが好きでそれが今も続いているといった感じです。
幸い、好きの感覚が続いているのは周りの人間に否定されることがなかったからかと思います。
🌻普段イラストを描かれたりデザインをされたりする際、何からインスピレーションを得られますか?
『何から』というわけもなく、何気なく見た聞いたことがきっかけになることが多いかと思います。
その時の自分の中で「ざわつき」みたいな感覚があって忘れられないと、描こうかなと思います。「ざわつき」を描いて解消しようみたいな。
🌻フライヤーは、お客さんが1番最初に作品の情報に触れる大きな存在です。
幻ノ國のフライヤーデザインを手掛ける際、意識していることはありますか?
僕の描くものは前向きなつもりでも画面がダークな感じになります。また、福地さんにはそこを買われて依頼をいただいている節があるかと思いますので、なるべく普段通りに描きます。
フライヤーとしては、台本の内容や福地さんの構想を伺った上で、ネタバレにならず、お門違いにならずを目指します。
🌻普段イラストは、何で描かれますか?そこにあるこだわりとは。
最近はもっぱらデジタルイラストです。ペンタブレット(通称、板タブ)を使って、ソフトはPhotoshopを使っています。
特にこだわりはありません。Photoshopである理由はデータのやり取りが楽だと聞いたことがあるからってだけです。
以前は、ミリペンといって0.05ミリのフェルトペンで描いていました。デジタルに移行しても描き込む姿勢はその時から変わってないかもしれません。
🌻イラストやデザインの勉強はどちらでされたのでしょう?
独学です。好きでずっと落描き帳にお絵描きしてました。
デジタルイラストを描くときはソフトの使い方をインターネットで調べて学びました。
🌻過去にデザインされたフライヤーの中で、特にお気に入りのものや、実はここめちゃくちゃこだわったんです!という点がありましたら是非教えてください。
前回の『離レ姫』のイラストがまだましかなーと思います。過去に描いたものよりは、道具に慣れて描けてるほうかなと。
🌻影響を受けたイラストレーターや画家、著名人などいらっしゃいますか?
はっきりと影響を受けた覚えはなく様々な作品が蓄積されている感覚なのですが、強いてあげるのであれば、
ヒグチユウコさん、大友昇平さん、かなと思います。お二方ともすごい描きこみと独自の世界観、主張があってかっこいいです。10代のころから好きです。
🌻最近自分の感性にビビッときたものがありましら教えてください!
すごくミーハーな感じで恥ずかしいのですが、アニメ『チェーンソーマン』のOP映像はすごくかっこいいと思います。
🌻最近描いたイラストを何点か紹介していただくことは可能でしょうか?
🌻今回の離レ姫は、「絵」がモチーフのひとつとなっていました。高江洲さんは、お気に入りの絵画はありますか?
ジョルジュ・ド・ラトゥールの『煙草を吸う男』、パウル・クレーの天使やムンクの自画像も好きです。
何がかは説明できませんが、脳みそから離れないインパクトを感じた覚えがあります。
🌻高江洲さんが思われる、イラスト/絵の魅力とは。
声をだして喋んなくていいところですかね?
描いてる側としては自由で気分がいいところが魅力に感じます。
さまざまなアーティストが、
幻ノ國作品には携わってくださっています。
これから先、公演情報が公開された際には、今まで以上にフライヤーを眺めてしまうかもしれません✨👀
お忙しいなかインタビューにお答え下さりありがとうございました。
次回は、最後のインタビュー連載です。
お相手は、幻ノ國主宰「福地海斗さん」です。
公開をどうぞお楽しみに。
文責 : 幻ノ國 広報