G23第一部 メモと雑感③ 「高熱」~「恐怖を照らす鏡」
マルエードのコンプレックスと、タニリエムという存在の意味に少しだけ触れます。
後者に関しては第一部終盤の「灰の上の蝶々」クエストで掘り下げる予定です。
高熱
・高熱に浮かされるティルコネイル住民たちの様子を見て回る。
・ファーガスに噛まれた!!
・「ファーガスの症状が少しよくなって…」
→触れた者の病を治すとは……ミレシアンがいよいよ聖人じみてきた。
不安を募らせる処置
・ディリスと治療の手がかりを探していく。
・ディリス「[ミレシアン]さんは病気にかかることも死ぬこともありません…。私たちとは少し…いや、大いに違う存在ですから」
→ミレシアンという種族の特異性に焦点が当てられる。
どれほど親密な関係を築いていても、トゥアハデダナンにとってミレシアンは人外とも呼べる生き物だったと再認識させさせられる。
・ミレシアンまたそういうことする……
・ディリス「[ミレシアン]さんの血液中のある成分が、熱を下げる薬品と似た成分」
→ミレシアンは柳の木か何かかな???
・ダンカン「このような事が君にとって大きな荷と責任になるのではないか」
→期待に応え続ける英雄を心から案じるダンカンの温かさがしみる。
Dramaの後、G19で喪失感から立ち直らせようとしてくれたのも彼だった。
ミレシアンにとって最も父親に近い存在かもしれない。
噂のひとり歩き
・トゥガルドアイルを再調査する。
・マルエード「[ミレシアン]さん」
→マルエードが名前で呼んでくれた!!
・ルウェリンのように機転を利かせ、状況を思い通りに動かそうと試みるマルエード。
王の側近として着実に成長しているようである。
・マルエード「自分で決める事ができない人間……。気づかないうちに他人に言われたことを気にしていたようです。自分がそのような人間ではないと証明したくて…。」
→G22でのベインの一言(画像二枚目)が刺さったらしい。次に魔王と対峙した時はどんな姿を見せてくれるのか。
恐怖を照らす鏡
・噂をたどってイメンマハへ向かう。
・「マルエードはアイディンをしばらくじっと見つめ、複雑な表情で周囲の近衛兵も見た。」
「何を見ているのかと思い、周辺を見渡してみたが…はためく旗の下に立っている近衛兵たちの鎧が、光を反射して光っていた。」
→正式な軍人という地位に対するマルエードの憧れとコンプレックスが垣間見える。
→からのアイディンの紹介文:
・「短い髪の毛の下には騎士の象徴であるブレイズが一つにねじられてたれている」
→マルエードもアイディンのように後ろ髪を編んで垂らしている。
せめて外見だけでも本物の騎士らしくありたい、ということだろうか……
・アイディン「徽章を見たところ王国の騎士か」
マルエード「騎士ではないですが…微力ながら陛下に仕えています」
アイディン「騎士ではない…?意外だな」
→G22に引き続き、マルエードが騎士そのものの見た目でありながらも騎士ではない、騎士にはなれない点がやけに強調されている。
孤児院で育った彼女だが、実は由緒正しい家系の出身だったりしたらストーリー的には面白い。
・アイディン「最初から強い者たちはいないからな」
マルエード「人々は…理由があるから強くなれるのです」
アイディン「……ああ。本人が望まなくてもな」
→女神に選ばれ、エリンの平和をかけた戦いに巻き込まれるうちに、気付けば英雄の称号を背負っていたミレシアン。
イメンマハの惨劇で先生を亡くし、これ以上誰かを犠牲にはすまいと鍛錬に邁進してきたアイディン。
孤児院を出てから必死に腕を磨き、弓の名手として女王の護衛役にまで抜擢されたマルエード。
3人が強さを手に入れた理由が、このやりとりに凝縮されている気がする。
・出た、「澄ました目」と「可愛い猫」の顔パーツ!愛用してました!
古のプレイヤーキャラクターの再現具合が絶妙。
・タニリエム「とても久しぶりだったから。あ…そうしようとしたわけじゃないんだけど、急にここに来て…」
→シェイクスピア以来の名前付きミレシアン!
エリンを久しく離れていたようだが、何者かによって再び呼び寄せられた?
ファンタスティックメモリーズとか、復帰プレイヤーサポートとか、プレシーズンイベントとか。
・タニリエム=Tanilliem で Milletian=ミレシアンのアナグラム。
”The Milletian”≒「かのミレシアン」と呼ばれる主人公以外の、メインストリームに関わることがなかった「その他のミレシアン」たちの代表だろうか。
・タニリエム「タラ?ラフ王城?そこはどこ?」「陛下?その…名前が難しい人?」「エ…エ…エフ…マ…ク…?えーっと…。」
→タニリエムにとってのエリンはG10以前で止まっている模様。
現実時間では少なくとも10年以上前……10年!?
激重新規マップに苦しんでいたのが10年前……そうか……
歳月の流れに眩暈を覚えたところで一旦切ります!
《④はこちら:G23第一部 メモと雑感④》