飯田泰之明大准教授のX投稿で改めて気づかされたアマゾンデータセンター投資2兆円の巨額さ
昨日、飯田准教授がこのようなX投稿をしているのに気がついた。投稿自体はもう少し前のもの。万博中止論、延期論に対しての投稿であった。
日本の建設業界の規模は年55兆円
— 飯田泰之 (@iida_yasuyuki) January 21, 2024
復興費用は熊本震災と同規模で2兆円(複数年)
万博は2〜3000億でしかも過半は進捗済
万博だけに負担を集中させる理由はなく,そんなこおしても焼石に水です.
仮に供給制約が発生するなら全国で広く負担すべき問題です.
で、アマゾンのデータセンター投資のニュースである。金額がほぼ同じなのだ。
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社(AWSジャパン)は19日、2023年~2027年にかけて、日本市場に対し、2兆2600億円(149億6000万ドル)の投資を行うと発表した。同社では、2011年~2022年までの12年間で1兆5100億円(100億ドル)の投資を行ってきたが、この5年間での投資規模は、それを上回ることになる。
そりゃ、熊本震災の復興費用、能登半島地震の復興費用相当の投資を1企業がデータセンターにこの数年にかけて投入するわけだから、関連業界が盛り上がらないわけはないね。だってアマゾンが投資をするわけだから、競合他社も投資をするわけでしょ。
というわけで、データセンターのゴールドラッシュにおける、ジーンズ屋のポジションになりそうな会社をつらつら上げていくことにする。あ、ジーンズの話はここなど参考にしてね。
で、データセンターの建設ラッシュにおけるジーンズ屋のポジションになりそうな会社をつらつらと上げていくと、、、。
日東紡
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC3141M0R30C23A5000000/
半導体パッケージ基板やデータセンター向け「スペシャルガラス」を展開
アズビル
日本電技(アズビルの特約店でもある)
同社の受注状況は、新設工事は半導体工場やデータセンターなどが好調を継続、再開発案件も地方を含め2027年までの盛り上がりが見えてきた状況
新晃工業 ー 中計
![](https://assets.st-note.com/img/1706584664853-5l1cPqGoLN.png?width=1200)
富士古河E&C
データセンターやサーバールームなどの情報通信設備の据え付け・配線を行っています。
生産設備工場やデータセンター、研究施設などの温湿度、気流、空気清浄などをコントロールし、最適な環境の提案から設計、施工を行っています。
また、ニーズに合わせた省エネルギー設備もご提供しています。
木村工機
日本ドライケミカル
高度化するデータセンターに対応した設計が可能。
情報通信施設は従来の煙検知方法、技術、設置方法では、早期に煙を検知できない恐れがあります。
高砂熱学
日東工
DX(デジタルトランスフォーメーション)の加速や企業基幹システムのクラウド移行などを背景に、ハイパースケールデータセンターの需要が急速に高まっています。
日東工業のFDシリーズは最新のデータセンターファシリティ(空調・電源・設置)に対応しています。
などなど、さがせばまだまだいろいろありそう。手広く張って、どれがラングラージーンズのポジションになりそうかを絞り込んでいきたい。