日経レバ(1570)と日経225採用銘柄とをひたすら比較する(3)

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というわけで、非鉄金属。

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三井金属(5706)は、上昇しているときは日経レバよりも上昇率がいい時期があるが、全般的には長期では負けている。

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住友金属鉱山(5713)も上昇するときは、数か月間の単位では日経レバをしのぐ上昇率を示すことがあるが、長期で上がり続けることはなく一進一退の株価。Buy & Hold には向かない株である。

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フジクラ(5803)と古河電工(5801)は一度トレンドが出るとその方向に結構長くよく動く。その期間は、日経レバの上昇率を凌ぐ場合もあった。次は金属製品。

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SUMCO(3436)は金属製品に分類されている。ウェハー首位の信越化学は、化学セクター。この違いはなんだ。ともあれ、SUMCO は一進一退なのであるが、上昇するときも下降するときも、日経レバの上昇率、下降率にくらべて大きくなりがち。スイング向きの銘柄と言えよう。ただ、Buy & Hold 向きではない。続いて機械セクター。

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うーん。重い。重機だけに。

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建機2社。コマツ(6301)も日立建機(6303)も日経レバには遠く及ばない。

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ダイキン(6367)は、日経レバにほとんど勝っていて、長期では圧勝。クボタ(6326) と荏原(6361)のコロナ暴落後の回復の上昇率も捨てがたいが長期ではそれほどでもなかった。

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ミネベア(6749)は、上昇するときと下降するときのタイミングがほぼ同じだけど、日経レバよりもシャープに動くんだ。スイング向きだね。ほかのベアリング3社とは明らかに動き方が違う。

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重機各社。長期では苦労しているが、昨年10月以来の日立造船(7004)の戻りピッチは極めて急である。何があったのか。

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日経レバの長期パフォーマンスには負けているが、自分としては、富士電機(6504)が日立(6501)や三菱電機(6503)を凌いでいるのは発見であった。自動販売機という成熟会社のイメージからパワー半導体という成長会社のイメージに変わったということか。

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安川電機(6506)とオムロン(6645)は日経レバといい勝負。この動きなら日経平均には長期で確実に勝つね。

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エプソン(6724)は、2018年までは日経レバに勝っている期間が長かったがその後低迷期に入り、最近は大復活している。富士通、NECもこの2年あまりかなりのパフォーマンスだ。

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ソニー(6758)は長期でも日経レバを上回った。確かに近年業績の内容は良くなってきた記憶あり。アルプスアルパインは、2015年から2018年は日経レバを上回っていたが、その後失速。

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アドバンテスト(6857)が日経レバを抜き返している。2019年からの株価急回復は大変なもの。

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太陽誘電(6976)は、2019年からの2年は目を見張るパフォーマンスで日経レバといい勝負だったが今年に入り失速している。意外だったのはファナック(6954)で株価の変化率としては、結構おとなしいんだ。

以上で電機まで終了。

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