日本鋳鉄管(5612)に関するメモ(1)
2018.6.19に現在の日下社長に交代
この、日下社長、創業80年以上の会社の社長としてはなかなか型破りで改革実行型の様である。就任初年度の大仕事が、攻めではFRACTAとのパートナー契約(2018.09)、守りでは30億の減損と無配決定(2019.03)
両社は日本市場での適用準備に向けて、2018年9月にパートナーシップ契約を締結している。
決算期 売上高 営業益 経常益 最終益 修正1株益
連 2019.03 12,877 -1,041 -1,020 -4,733 -1,438.6
営業利益率の自社最高は、2013.3 の10.45%。2020.3 の一株純資産は2,219.43なので、純資産配当率2%なら40円配はできるはず。無配は2019.03 だけで、2020.03は黒字回復し復配、2021.03も増収増益の見込みである(なぜ10円減配なのかは謎だが)
四季報2021年新春号に気になる記述
21年春メドにホームページ刷新、ライフライン企業としてのイメージアップを狙う
それで、同社のウェブサイトを調べてみると、社長を含めnoteでの発信が昨年の9月より行われるようになっていた。
沈滞した社員の意識。これをもっと前向きに転換して、規模は小さいながらも、ちょこまか前進する活力のようなものを生み出す力にしたい。この会社実はポテンシャルはすごい
同社の note はなかなか面白い。会社が変化しそうなのをひしひしと感じる。この春にリニューアルされる同社のウェブサイトのコンペの様子とか、それなどに関わることになったフリーランサーの話とかが赤裸々に出ている。ちょっとびっくり。
サイトをリニューアルすると、まあわかりやすく見た目が変わるわけですけど、それって事業が変わるわけじゃない。でも本プロジェクトを通して、会社全体の意識が変わり始めています。あと具体的にもいろいろな施策が水面下で動いています
で、こんな会社が、オンラインで3/10の夜に個人投資家向け説明会を企画している。日下社長に質疑応答できるなら結構面白くなりそうではある。できるだけ参加してみるつもり。
3/10(水)個人投資家向け会社説明会開催のお知らせ
~投資家の皆様との対話を通じたIR活動に注力~
当社代表取締役社長 日下修一より、当社の今後の経営方針と戦略などについてご説明させていただきます。日下が社長就任以来、初めての試みとして実施するものです。
本説明会では、投資家の皆様との対話を重視するために、質疑応答の時間を十分に確保し、より多くの質問にリアルタイムで回答していきます
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