日経レバ(1570)と日経225採用銘柄とをひたすら比較する(4)

前のエントリーで終わりといってしまったが、電機セクターで証券コードが飛ぶ銘柄があるのを忘れていた。真打登場である。

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東京エレクトロン(8035)は、2016年からはどうも日経レバを圧倒している。スクリーン(7735)も2020年のコロナショックからの株価復調が著しい。続いて、輸送用機器。

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トヨタ(7203)にしてこれだけ日経レバからは置いていかれているのか。というか、これだと、レバレッジなしの日経平均にも負けてそうだ。

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マツダ(7161)は、2014年末までは日経レバに大きく勝っていたのだが、その後長期低落傾向に。ホンダ(7267)も3か月ごとに配当をもらいたい人以外は長期で持つ意味があるかというと、、、。

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SUBARU(7270)の栄光と凋落という比較グラフになった。2015年までのSUBARUは凄かった。

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精密機械セクター。オリンパスは極めてがんばっており、日経レバのチャートとデッドヒートを繰り広げている。

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その他製品セクター。バンナムHD()が日経レバとほぼタメなのはまあわかるのだが、楽器・音楽教室のヤマハが日経レバを凌いでいたのは知らなかった。驚いた。これは認識を改めなければ。

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卸売セクターに行こう。資源関連以外の売上比率が高いとされる伊藤忠が抜けてはいるが、それでも日経レバには遠い。昨年後半から、バフェットが勝っているのがわかってからの総合商社各社の株価の回復は目を見張るけれども。

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財閥系総合商社。株価の時価に対する配当利回りに目がくらんではいけないよ、ということを教えてくれている様だ。次は小売りセクターへ。

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ファーストリテイリング(9983)は日経平均には勝つが、日経レバには勝てない、というのがわかったのが最大の収穫。つまり、小口の投資家がポートフォリオを組むときにファーストリテイリングのような値嵩株をいれなくても、その代わりに日経レバを入れればいい。ファーストリテイリングの上げについていけないなあ、といってがっかりする必要は日経レバを持っていればないのである。


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セブン&I( 3382)。コンビニは20世紀後半は成長株だったが、21世紀になってからはすっかり成熟株である。ただ、昨年後半からは明確な上げトレンドを形成している。このチャートで見ると、百貨店株とどんぐりの背比べにみえてしまうが、百貨店株よりはかなりパフォーマンスはいい。

これまでの比較にリンクをしておく。


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