株探で日経平均と日経レバ(1570)とを月足で比較する

日経レバレッジ(1570)は、日経平均の2倍動くように仕組まれたETFであるが、出来高もあり、また、1単位当たりの必要金額が低いので便利に使える。この ETF が上場されたのは 2012年の4月なのだが、そこを起点として、日経平均や、その他の銘柄と比較をすると面白いのではないかと思っている。手始めに、株探の日経平均のチャートから、日経平均の月足をもってくる。

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続いて、日経レバレッジ(1570)のチャート。

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ふたつの月足を比較して1枚にしたのがこれ。

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あれ、何か変だ。日経平均は起点の2012年4月から約2倍強しか上がっていないのに、日経レバ(1570)は4倍ではなく、6倍を超え、7倍近くに上昇しているのである。

日経レバレッジ(1570)などの、各種インデックスの2倍動く ETF については、長期投資には向かないと解説されていたことが多かったと思う。しかし、このチャートの比較はどう説明する?

この結果からは、日経平均がもし長期的に右肩上がりという前提に立つのならば、断然日経レバを長期で保有したほうが得ということにならないかな。

日経平均と比較すると、日経レバ(1570)もかなり強烈に上がってきていたことがわかる。しかし、前のエントリーでも示したように

グレイステクノロジーのチャートは、この日経レバを圧倒している。ほかにもそういう会社がごろごろあるのではないだろうか。その銘柄選別をするノウハウはあるのだろうか。そういう10数社~数十社を見つけて、NISA で 1単位から単元未満株を買える証券会社で、銘柄分散、時間分散を効かせて等分比率になるように投資をしていく、というのが長期投資の王道のような気がしてならない。

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