クミアイ化学(4996)についてのメモ(1)
野村インベスター・リレーションズという IR 会社の年2回の発行雑誌のネット版の以下の記事を読んで、同社に大いに興味がわいた。
2011年の販売開始以降、アクシーブを含有する除草剤が、大豆、小麦、トウモロコシといった主要な穀物栽培の場面で広く受け入れられている理由には、①除草剤抵抗性雑草への有効性、②卓越した長期残効性と安定した効果、③投下薬量の少なさによる自然環境への負荷低減、などがある。
引用はこの部分のみにするが、どうやらアクシーブ入りの除草剤は革命的な製品の様である。同社の長期業績履歴を株探から。
ぱっと見でもわかるように、2011.10期を境にして何か別会社に生まれ変わったかのような連続増収企業になっている。この原動力が同社のアクシーブ入りの除草剤の世界的なヒット、ということのようである。次は、同社の収益性。
やはり、2011.10期から、営業利益率、ROE ともに上下しながらも改善傾向が見て取れる。調べ甲斐のありそうな会社である。