ワークスアプリケーションズの解体とMBO|ニュース解説プレミアム Vol.06
今月の限定記事です。
ワークスアプリケーションズの牧野代表取締役の退任のニュースが先日出ていましたが、これに関連したトピックです。
ワークスといえば、ここ数年苦境が報じられており、今年6月には稼ぎ頭のHR事業をベインキャピタルに約1,000億円で譲渡したというニュースが出ていました。
そしてついに、9月30日に牧野さんの代表取締役退任となりました。
ワークス新体制とMBO
あまりニュースになっていませんが、翌日10月1日にコネクティという会社がワークスからのMBOを公表しました。
これは偶然ではなく、このタイミングで行われたことに意味があります。
MBOとは「マネジメント・バイアウト」の略で、経営陣による既存事業等の買収を意味します。
コネクティはもともとワークスの起業プログラム内から生まれた会社で、ワークスの100%子会社でした。