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AI技術で上場、ボストン生まれの大阪商人【シルバーエッグ・フォーリー代表】|Vol.263-274
盛り上がりを見せるAIビジネス業界で、ユーザーの行動から次のニーズを予測し、リアルタイムにおすすめを表示する技術を開発している、シルバーエッグ・テクノロジー株式会社(2016年東証マザーズ上場)。
代表取締役を務めるのは、米国ボストン出身のトーマス・フォーリー氏。エンジニアとしてのキャリアを持ち、大阪で20年AIビジネスをやってきたという同氏に、今後のAIビジネスの見通しや、同社の提携戦略についてたずねました。
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■トーマス・アクイナス・フォーリー氏 シルバーエッグ・テクノロジー株式会社 代表取締役社長
米国マサチューセッツ州出身。デジタル・イクイップメント社(DEC)人工知能部門のプリンシパル・エンジニア兼コンサルタントとして活躍したのち、1998年に日本でシルバーエッグ・テクノロジーを設立。AI技術を用いたリアルタイム・レコメンドエンジンが評価され、多くのVCから投資を受ける。2016年、東証マザーズ上場。日本におけるパーソナライゼーション・サービスのパイオニアであり、現在もコードを書き続けるテクノロジスト。
#273 AI技術でマザーズ上場、ボストン生まれの大阪商人登場!
シルバーエッグ社の基本情報
シルバーエッグ社は1998年設立、2016年には上場も
ボストン出身で技術者のトーマスさんと、営業ウーマンの淳子夫人で創業
レコメンデーション技術に特化している
創業当初はなかなかうまくいかなかったものの大きく盛り返し、上場も果たして、サービスの幅も広げてきていることのこと。
実は、トーマスさんは大阪で20年ビジネスをしてきた「大阪商人」の側面もお持ちだそうです。
AIビジネスの見通し
人工知能を作ること自体を目的としたら危ない
今はお祭り的に盛り上がっているが、落ちているところもある
シルバーエッグ社ではツールとして使うためにAIビジネスを立ち上げている状態
ユーザーのニーズを理解するためのビジネスを展開するシルバーエッグ社。
人工知能をツール(手段)として使っているビジネスはこれからもうまくいくのではないか、とも話されていました。
提携戦略
サービスの範囲を広げるための提携
レコメンデーションに限らず、パーソナライゼーションに役立つ技術を求めている
消費者のデータを活用する技術を持つ会社など
M&Aも検討中。人工知能関係、マーケティング関係の企業歓迎!
投資会社になるつもりはないが、技術を持っている会社とはつながりたい
タイアップで、よりディープな接客、高度なパーソナライゼーションを
チャットやWebポップアップの技術を持つパートナーと組んでいる
ユーザーとの接点が増え、クライアントもユーザーもメリットを得られる
インターナショナルビジネスとして発展を目指すほか、Web以外のチャネルでのビジネスも検討されているそうです。
#274 より高度なパーソナライゼーションで海外展開を
「エンジニア出身経営者」ってどうなの?
エンジニアリング的な問題解決方法はビジネスにも生かせる
段階を踏み、ネックを洗い出して…といった問題解決手法はビジネスと同じ
オペレーション(運用)を考える際には特に役立つ
日本でビジネスをする上での苦労
「me」と「we」の違いは、わりと大きい
アメリカでは「me,me,me」というところを、日本では「we,we」と言うグループ、ビジネスの組織として考える習慣は大きな特徴
海外展開、フォーカスするのは「アジア」
インターネットが伸びている国・地域へ進出
インドネシア、マレーシア、タイ など
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