まぁゆりメモ #002
という訳で、第二回目です。
テンションが低く始まる(その後定番になる)
公式ハッシュタグ #まあゆりしか勝たん 命名の動機について語られる。まぁたん発案らしいのですが。まぁたんは、「まぁゆりしか勝たん」が裏表無くカッコいいハッシュタグだと思っている訳では無く、でも、#1の視聴者の拒否反応を見て、余計に「このハッシュタグは使い続けなくてはならない!」と使命感に燃えたらし。なら仕方が無い。
話はずれるが、まぁたんのよくやる表現として「(まぁゆりしか勝たんの命名について)冗談で本気で言っている」など、より気持ちを伝えようとするがあまり一般的では無い表現を使用する事があり。聞かされた周りが困惑して、ある意味『滑った』ように扱われてしまう事がある。これも、今回で言えば、前述のように強い意志を持って命名しているから「本気」であり、でもそれがただカッコイイだけの表現として提示した訳では無いという気持ちをより正確に伝えたいと思うがあまり、一聴矛盾した事を言い出したぞ!とざわっとさせてしまったという事なのだと、個人的には理解している。
まぁたんには良く起きるので、そこは聞く方が慣れるしかないと思います。
この時のまぁたんの流行りは、(発言の一年前に見た)ハガレンブーム。まぁゆりではこの手のマイブームや、好きなコンテンツの話題やお笑い芸人の真似(これをやるのはほぼまぁあん)などが入ります。
自分たちは、セカンドショットのスタッフに乞われてこの番組をやる事になったのに、なんでこんな仕打ちを受けるのか!と憤慨するまたんと同調するゆりりん。
うすうすは感じていたが、まぁたんはびっくりするほど真面目なので、初回の視聴者の反応を見て反省したり、喜んだりと色々あったらしい。ゆりりんも真面目なんだけど。まぁたんはクソがつくほど真面目だし、それ以外でも、表に出る立場のタレントとして、どういう発言をしていくべきか?とか、強い規範に基づいた言動を感じるところがあり、それは、(当時)所属事務所が声優事務所では無くタレント事務所だったとか、ご本人の性格とか色々あるのだろう。
真面目ではあるのだが、一方で、新しいアイディアは、それが受け入れられるかどうかをあまり吟味せずぶち込むので、周囲を困惑させる事多数なのが。それも味なので慣れて下さい。他の相手だと「またいつものヤツね…」と軽く流されてしまう事が多いけど。駒形さんは、極力理解して、視聴者の受ける違和感を代弁し「本当にみんな見なくなっちゃう!!」と突っ込んでくれるので、本当に嬉しいらしい。これが無いと見続けるのが辛くなってしまうので、本当にいいコンビネーションだと思う。
番組は隔週更新なのだが。前回の放送時間にtwitterにて#まあゆりしか勝たん 付でつぶやかれた発言をピックアップして紹介するというコーナーがあり。ここでも、その取り上げた書き込みの内容を逐一チェックして「これ悪口だよね?」と問い詰めるようなシーンもあったりしますが。これも殺伐感も番組のテイストなので慣れてください。冗談で本気なんです。その後も続き定番になります。
初回からもその傾向があったのですが。露悪的ながらギリギリソフィスケートされた暴言や、身も蓋もないアラサー声優の本音という体が強調されていて、そういう面も番組コンセプトの「フリーダム」なのかな?とも思うのですが。
初回放送の本編(アフタートークでない方)の視聴者の反応を見て「これでいいのか?」と心配になって、番組の方向性を改めようかと考えたというまたんの発言もあり、単なる一出演者で収まらないまたんの意欲が感じられる。アフタートークの反応を見て、思い直したらしい。おかげで、この長寿人気番組が育ったのだから、本当に考え直さなくて良かったとしか言えない。
ゆりりんは、役割としてはツッコミと理解される事が多く、実際その役割をする事も多いのですが。今回の例だと「普段は全面的にかわいいを押し出している訳じゃ無い。どっちかっていうとお笑いの役割をしてあげている。今回のまぁゆりでかわいい面をクローズアップすることで、それこそファンの人たちから「待ってました!」の声があがっていると思ったのに、何その反応!??」という話をしていて、これはセルフボケ、セルフツッコミなんですよね。こういう「してあげているのに…」みたいな高飛車な口調とかも、そういう役割を演じて広い意味のボケなんだろうなと思ったり思わなかったり。
その他、ルッキズム批判がやかましい昨今、ゆりりんの背が高いとか、顔が怖いというネタを温存し続けるのも、本人も近年自信を持ちつつある美貌で、外見いじってもイジメっぽくならないという個性を有効利用しているのかな?と。
メモだからだらだら書いても良いと言えば良いのだが。一応、結論めいたこととして、この番組は「冗談で本気を言っている」のかも知れない。『自分たちを批判するコメントは許さん!褒めたたえよ!』と言いながら、そういう内容は番組内で紹介されたりはしないし(番組スタッフが妨害しているから…という体にはなっているが)、本人たちもそれで面白いとは思っていないから、出演者特権で褒めているだけの面白くないコメントを特に拾ったりはしないので…