夫婦は家族であり違う人間であることを受け入れる
今日は少し違った角度で夫婦関係についてお話ししたいと思っています。
夫婦のことを書きたいと思った時は、私たちにとって何かターニングポイントとなる出来事がある時です。
今回は、夫の転勤、関東から沖縄へ行くという大きな出来事があったので、色々考える時間もあり、書いてみることにしてみました。
夫婦というものは「他人」である。とよくわたしは口にしています。冷たいとかではなく、本当に血が繋がっていないからこそ言える、むしろポジティブなイメージで言葉にしているのです。
夫婦で一緒にいる時間が長くなればなるほど、他人でよかったと思うことも多くなります。
例えば少し言い合いをした時や、子育てのことで意見が食い違った時。
「なんでわかってくれないんだろう」から「他人だから仕方ない、むしろ自分の意見をおしつけていたのでは?」と自分を見つめ直すきっかけをもらえます。
他にも好きなことが全く合わなくても「育った環境が当たり前だよね。教えてもらおう」と思えるようになりました。
もちろん子育てにおいて、母と子、父と子は血がつながっていますが、母と父は血がつながっていないのです。
だったらそこを上手に使っていく方が自分も幸せだし、相手も気持ちよく生活できると気づきました。
ここから先何十年も一緒に暮らす中で、衝突することはあるはずです。
その度にすこし我にかえってみると違った角度で相手を見つめることができるかもしれません。
もし違った角度で見ることができなかったら、その時は「お別れ」をする選択肢もありだと思います。
相手に縛られた生活はお互い窮屈で、しんどくなるから。
…とこんなこと書いてるけど「まあやさん、もしかして離婚するの?」と思われた方がいらっしゃったらごめんなさい!
我が家は今のところそんな気配がないのでご安心を。
でもお互い許せるポイントを伝え合っているし、こうなったらもう解消しようと伝えたこともあります。
そうやって信頼を少しずつ積み重ねてはいますが、いつ何が起こるかなんて誰にもわかりません。
ただ最後にひとつだけ伝えたいことは、他人だからと言って遠慮はしなくていいと思っています。
傷つけることは言わなくていいと思いますが、褒める、感謝、ねぎらいの言葉などは惜しみなく伝えて欲しい!
明日が来るかなんて誰にもわからないですからね。
血のつながった家族だと小恥ずかしいですが、夫という「他人」だからこそわたし的には伝えやすいなぁと思っています。
気が向いたらでいいので、ぜひ伝えてみてくださいね。