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おきものチャレンジ 第4回 〜33歳の着物はじめ〜

2024.7.2

某日。

着て、出かけられました!

背中を押していただきまして、
とにかく着てみよう!と、
一歩めを踏み出しました。

ありがとうございます!!!

そんな記念すべき日の記録、
長くなりそうですが残しておきます。

①着付け

やはり、すごく時間がかかりました…

ゆかたを着たことはずっと前にあったものの
初めての、衿をつけての自分着付けです。

何度やってもうまくいかず、
焦るともっともっとうまくいかず、
そのうち汗が止まらなくなり、
堪らずエアコンの真下に移動、
落ち着けー落ち着けーと自分に言いながら
何度も挑むけれど、やっぱり駄目。

悲しいけれど、きりがない。

家を出たい時間に、ぜったいに出よう!

と決め、それまでに全ての工程を終え、
時間をちゃんと守って外に出たのでした。

②いざ、お出かけ

まず、すぐに、
久しぶりの衝撃。

私、歩み、遅いねー!

久しぶりの おきもの歩幅。

普段はジーンズにスニーカーとかで
がしがし歩いている私、
歩みの速度、いつもの半分以下に感じます。

そう、この歩幅がけっこう好きなのです
と思い出しつつ、少しあわあわ…
今後は、逆算して家を出なくちゃです。

外を歩いてみて感動したのは、
こちらがきもの姿だろうと、
すれ違う人たちは特に何も
気にしないでいてくれること。

ゆかいな色柄にビギナーな着付けで、
たくさんの人とすれ違ったし
電車にも乗ったけれど、
見られてる!と思ったのはひとりくらい。

あとはじっと見られるような感じも、
注意されるようなこともなく…

みなさん、全然気づいていないか、
気づいても至極フラットに
受けとめてくださるのだな、と。

とても心地良くて、有難くて、
感激しました。

自分の勝手に作っていたハードル
よくなかったな!と反省。

もしかしたらこれからのチャレンジの中で
何かある日もあるかもしれないけれど、
この日の感動は憶えていたいです。


③行き先は

リサイクルきもの屋さんです。

いや勇者か!!

しかし、どうしても行きたかったのです。

いまの自分の知識とセンスでは、
通販で選ぶには限界がある。
そう思い先日割と近いお店に行ってみたら、
やっぱり実際の布たちの迫力に大興奮。

情報量が…違います…!

その日は小物をいくつかゲットしましたが、
そのときに揃えきれなかったものも、
まだまだ気に入るものを探したい。

おきもののお店ならば
きもので伺っても違和感ない場所だろうし…
いろんなもの、実際に見て選びたい…
お時間許せば店員さんと
お話もしてみたい…!

と、初めてのお店たちに赴きました。

とても優しく親身に
アドバイスをしていただき、
とても勉強になりました。
勇気を出して、本当によかったです!

まだまだ行ってみたいお店がたくさん…
少しずつ行きたいです。

戦利品は、また次回があればここに
登場することもあるかもしれませんし、
今回がラストならばまたどこか
別の機会で見ていただければと思います
(予定はいつでも未定なのです)!

ある店員さんが、
私が着始めたばかりだと知って
「きれいに着られていると思いますよ」
というような言葉をかけてくださって、
とっても嬉しかったです。

あたたかいひとことに、
もっときれいにかっこよく着られるよう
これからもめげずに頑張ろう!と、
気持ちを新たに致しました。

④着たもの振り返り

前回書いた、
洋で陽なゆかたを着て行きました。

持っている中で一番の
陽キャといえるでしょう。

(写真は歩き回って疲れ果てたあとに、
あ…写真…と思い出しておさめたもの
ぼんやりぼけぼけ、いろいろと
ちゃんとしてなくてごめんなさい。)

帯は写ってないのですが、
持っていた半幅帯。
先日手に入れた帯締めを
初めて自分で結んでみました。

なにゆえこんな陽なゆかたを?
というのは、前回、勢い!
とか書いたのですが、
もう少し詳しく書いてもいいですか。

まずはこの建物柄。
今まで言ってこなかったかもしれないですが
私は建築物ラヴァーなのです!

だから、びびびと来てしまいました。
しかも好きな色ばっかり、
これでもかと使われていて。

まわりや自分から見た自分像からは
もしかしたら離れているかもしれないけれど
これって他のどんなゆかたよりも
自分の好きが詰まっているのではないかな、
と思いました。

似合う似合わないとかは置いておいて、
私の心の好きが溢れちゃったのです。

いつか着て出かけられるのなら、
自分の大好きを
連れて歩いてみたいじゃない!

そんな勢い。でした。

やっと着られて、嬉しかったです!

あー、衿元を対称にぴしっと
かっこよく合わせられるようになりたいし、
おしゃれに出せるようになりたい。

白じゃない色や柄の可愛い衿もしてみたい、

いつか名古屋帯でお太鼓もしてみたい、

夢は膨らむばかりです。

伸びしろしかないいま、
とても楽しいです。
これからも楽しんでいきたいです。

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