心地よい緊張感の中で。
最近私の近くのフレスコメンバーで「まーやチャレンジ」というのが流行っている。
あ、まーやというのは私です。
フレスコボールの練習で、私がひたすらディフェンスをして、相手にアタックを打ってもらう。それを1ラリー中に何往復落とさず続けられるか、というのが「まーやチャレンジ」。
アタックを打つ方は、当然ディフェンスよりも体力を消耗するから、50往復を超えると腕が悲鳴をあげはじめ、100往復を超えると腕がもげそうになる(らしい)。笑
ディフェンスはただひたすらに同じ場所に返す。だけど、いかに相手のアタックが崩れにくいところに返せるかの技術と、ボールが乱れたときに無理なくすばやく整えられる技術、そして相手をリードしていける安定した心が必要。
書くと難しそうだけど、この練習、すごくいい。
スピードをあげて打ちまくる練習も楽しいけど、それは人を選ぶ。
でもこのやり方であれば、始めたばかりの人とも楽しめる。
ある程度のレベルの人でも、同じところに打ち続けるのは意外とできないもので、だから何度も挑戦したくなる。
疲れてくると、体は徐々に無駄のない、効率的な動きをするようになる。
100%の力を高めることも大事だけど、7,80%の力で同じ動きをし続けるスキルは、調子の波をなくしてくれる。
だから100回、120回と続いていくと、ミスする気配すらなくなってくる。
この前は180回(往復)を超えて、時間にすると4分ほどノーミスで続いた。"ハイ"のような状態ができあがって、確実にスキルも身についている。
回数を数えるので、それを少しでも伸ばそうというモチベーションにもなる。
そして何よりこれは、ゆるすぎず、厳しすぎずの程よい雰囲気でできる。
その緊張感が心地よい。
スポーツに限らず何にでも言えることだけど、本番のパフォーマンスの際、適度な緊張感は必須だと思う。
過度な緊張はいらないし、逆にリラックスしすぎも良くない。
この練習で感じる心地よい緊張感は、その中間にあるような気がする。
みんながゴリゴリのアスリートを目指すわけではないけど、それなりにうまくなりたい。そういうときに、競技とレジャーの中間の楽しみ方があるといい。
心地よい緊張感は成長もさせてくれるし、達成感、充実感のもとにもなる。
もっとやりたい!という気持ちを増幅させるのは、この感じなのかなと。
ゆるすぎず、厳しすぎず。
このくらいの雰囲気、心地よい緊張感をいつもつくりたいなと思う。
そんなわけで、「まーやチャレンジ」挑戦者募集中です。
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