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2023年9月22日の雑感ータカ派の金融政策は売りサインか?ー

9月下旬には、連邦公開市場委員会(FOMC)にて今年2回目となる利上げ休止が決定されました。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を5.25~5.5%に据え置く一方、年内に0.25ポイントの利上げをあと1回実施する可能性があることを示唆しました。事前に広く予想されたどおりの内容となりました。

一方、サプライズがあったのがタカ派的なドットチャート(金利予測分布図)です。2024年末時点でのFF金利の予想中央値は5.1%と、前回の4.6%から上昇ました。2025年についても3.9%と、前回の3.4%から上昇しました。「より高くより長く」、高水準の金利を維持するというFRBの決意が濃く現れた内容でした。
原因となっているのが、予想外に好調な経済環境です。2023年の実質GDPの見通しが2.1%と、前回の1.0%から大幅に上昇しました。当局者がソフトランディング実現に自信を深めたと考えられます。

私は今回の決定を好意的にみています。キーポイントは

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