2023年12月13日の雑感ーCPIは前月比で加速。高値圏の米国株は売るべきか?ー
前提として
米労働省が発表した11月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.1%上昇と、予想の0.0%を上回りました。前月の0.0%から加速しました。変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は前月比0.3%上昇と、予想と一致しました。前月の0.2%上昇から加速しました。
これらインフレの再加速には、住居費やサービス価格などの上昇が寄与しました。
注目点
一方で、11月のCPIは前年同期比3.1%上昇と、前月の3.2%上昇から下落しました。したがって、ディスインフレは着実に進行しているとみることができます。米連邦準備制度理事会(FRB)が目指す2%のインフレを依然として上回っているものの、ピークの9.1%からは大きく低下しました。
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