【写真】 《サンプリング、レイヤー》によるモアレ
京都の観光用の粗い地図(わたしが居住する碁盤の目の単純な地図)をパソコンにとり込み数センチ部分をサンプリング。
それをさまざまな解像度に変換しレイヤーとして幾層にも重ねる。
するとレイアー映像が干渉し合いモアレのような映像が浮かび上がる。
元の映像にはない、ズレによる新しいイメージの浮上。
スティーヴ・ライヒのミニマルミュージック、2台のピアノのための『ピアノ・フェーズ Piano Phase』(1967)(*参照)からインスピレーションを受けて制作。
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